退去後クリーニングは不要という大家さん

賃貸物件を内見しようとするとき。
室内クリーニングをされているのが普通と思います。

一般的には、賃貸物件は退去後
プロのクリーニング業者にクリーニングを依頼する事が殆どです。

それでも、大家さんによっては
クリーニングは不要、
と言われる方もまだまだいるようです。

もちろん、賃貸物件は絶対にクリーニングしなければならない。
という訳ではありません。
そんな決まりがある訳でもありません。

昔ながらの大家さんの中には
自分で掃除するから大丈夫。
という方がいるのです。
もちろん、十分きれいになるのであれば
それでも良いと思います。

ところが、「きれいに掃除したからも見に来て！」
と大家さんに声をかけられ、実際に物件を見に行きます。
すると、水回りの汚れ、トイレ、キッチン、お風呂など。
水垢がついていたり、汚れがついたまま。
残念ながら、とても気になる事が多いのです。
もし、お客様が見たらどう思うだろう。
と考えてしまいます。

もちろん、全てと言う訳ではありません。
でも、かなり室内状況が気になる事が
本当に多いのです。

大家さんも、費用をあまりかけたくない。
という気持ちもわかります。

本当にきれいに清掃されていて
「これなら大丈夫」
と思えるレベルであればよいと思います。

時には、こちらで清掃道具を持って行って
シミをおとしたり、キッチンを磨いてしまう事さえあります。

せめて、水回りだけでもきれいに清掃する、
汚れたクロスは貼りかえる。
などして欲しいな、と思うのです。
でも、決めるのは所有者である大家さんです。
「十分きれい」
と言われてしまえば、仕方がありません。

最近、賃貸物件はきれいであることが当たり前。
そんな時代かもしれません。

古くなったアパートも
設備を新しくしたり、クロスもおしゃれにしたり。
と大家さんたちは苦労しています。
また、古くなってくると設備や補修維持に費用もかかります。

でも、賃貸を継続していこう。
と思っている場合、少しでもきれいにしておく。
という事は大事だと思うのです。

賃料を下げていくばかりでなく、
費用はかかりますが、手をかける事によって
賃料を上げていく事も可能になるかもしれません。

また、クリーニングや消毒は
借りる方にとって当たり前と言える時代です。

大家さん、これからは少しきれいにしては如何でしょうか。