株式会社あすかハウジング
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2020年07月05日
ブログ

古いアパートを売却。解体しようとしたら、まさか人が住んでいる?


古くなってしまったアパートです。
所有していた大家さんも高齢になりました。
そこで、土地として売却する事になりました。

アパートは、入居者も減っていたので
全て退去してもらいました。

老朽化したアパートは、売却後に買主が解体する事になっていました。

ところが、嘘のような本当の話がありました。

アパートのあった土地も無事契約完了。早速解体しようとすると、1部屋に洗濯物がある。


古いアパートの建っていた土地は無事に売買契約が成立。

土地として購入していたので、買主は早速解体を始める事になりました。

当然、建物には人が住んでいない筈です。

でも、そのアパートの一部屋には洗濯物が干してあります。
更にどうも荷物もあるようです。
買主は少々、不審には思っていました。

でも、退去済みとして購入し、引渡しも終わっています。
だから、入居者が荷物も残したままいなくなってしまったのだろう。
位に思っていました。

 

大家さんに忘れられていた入居者!買主も入居者も突然の事にビックリ

そして早速明日から解体作業を始めようという日。

買主側では念のためアパートの室内を一つずつ確認していきました。

すると、どうでしょう
何と、洗濯物のあった部屋は、やはり人が住んでいたのです!

買主はビックリです。
もちろん、入居者もビックリ。

その入居者。
何と不動産会社を通していないで、大家さんが直接貸していたのです。

もちろん、必ず不動産会社を通さなければならない。
という契約を大家さんと結んでいなければ
それもできます。

でも、直接契約をした大家さんは何と部屋を貸している事を忘れてしまっていたのです。

人がいるのに土地として売られてしまいました。お部屋が壊されてしまう。危険きまわりない事態です。

そして、大家さんはそのままアパートのある土地を売却してしまったのです。

売却を頼まれた不動産会社も、なぜ気づかなかったのかわかりません。
大家さんが自分で貸していたと、思いもしなかったのかもしれません。
でも、売却物件を確認に行けば入居者がいる事に気づいたのではないでしょうか。

もちろん、貸している事をすっかり忘れるなんて考えられない事ではあります。

入居者も周囲の状況がおかしい。とは思ったそうです。
でも、そのまま確認しないで住み続けていたのです。

でも、入居者には落ち度はありません。
立退きの話すら聞いていなかったのですから。
購入した側が最後に確認していなければ、大変な問題になっていたと思います。

 

皆の【だろう】が重なって。危険な事が起こってしまうかも

こんな事は、普通であれば考えられない事です。

もし、入居者が寝ている内に解体が始まったら。
不在中に部屋が壊されてしまったら。

色々考えると、恐ろしいことです。

買主も落ち度はありません。
逆に、解体前に確認して良かったと思います。

大家さんは、高齢で入居していることも忘れているなんて
確かにとんでもありません。

売却の依頼をされた不動産会社も当然、現地調査は行っていたはずです。
更に、最低限退去後の室内確認はすると思います。

買主が不審に思った事は、売主側でも不審に思うはずです。
大家さんの言葉だけではなく、確認作業を怠ったと言えます。
高齢の大家さんを責める事も難しいかもしれません。

全員の「だろう!」が重なってしまったことで
こんなあり得ない事が起こりました。

高齢の大家さんも増えてきています。
仲介会社もより一層の注意が必要です。

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