多摩地区のゴミ最後はどこへ?
清瀬市・東久留米市・西東京市などこの近隣のゴミは、東久留米にある柳泉園というゴミ処理施設で処理されている事はご存知の方も多いと思います。
でも、その処理施設で処理された筈のゴミがどうなっているか。
更に最終処分場というところへ持っていかれるのは、知らない方も多いのでは
ないでしょうか。
実は、多摩地域25市1町のごみは、西多摩郡の日の出町で最終処分されているのです。
青梅市の先にある、大変自然豊かな場所です。
更に日の出町といえば、もうご存知無い方も多くなったと思いますが、昭和58年に当時の総理大臣であった中曽根康弘とアメリカのレーガン大統領が、中曽根総理大臣の所有する日の出山荘で当時「ロンヤス会談」と呼ばれる首脳会談が行われた場所として有名になったところでもあります。
ゴミ減量は切実な問題です
それはさておき、多摩地区370万人のゴミの最終処分場のある日の出町。
多摩地区それぞれのクリーンセンターなどで一旦処理されたゴミ。
燃やされた後の灰、プラスチック、ガラス・金属などの燃えないゴミが埋め立てられる場所です。
その搬入量は平成29年で焼却灰7万9765トン。不燃ゴミは115トンにも上ります。ただし、この10年でゴミの量は大分減少しているようです。
ただ、埋め立てですのでいずれその場所は一杯になるわけです。
現在第1期埋め立ての行われた谷戸沢処分場は、昭和59年から埋め立てが始まり平成10年に埋め立てが終了しました。
現在は日の出町の二ツ塚処分場に埋め立てられています。
ゴミの問題は本当に誰にも関係している事です。
一人ひとりが意識を持っていかなければなりません。
ちなみに全国でゴミ問題に取り組み一人当たりのごみ排出量が少ない地域の上位6位に
西東京市がランクインしています。
引き続き、自分達のゴミで自然を壊さないよう一人ひとりが気をつけて行きたいですね。
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