築50年以上の木造建物の建て直し計画。
築50年以上も経ち
老朽化の進んでいた木造建物です。
費用の問題も含め様々な困難がありました。
建替えを計画してから、ほぼ1年を要しました。
それでも何とか話がまとまり
ようやく建て替えが出来る事になりました。
そして、昨年末に解体を始める事ができたのです。
その解体も終わり、いよいよ着工できる見通しが立ちました。
古い木造住宅は耐震、気密性、雨漏りなど心配だらけ
古い建物は、板塀の昔ながらの木造2階建て。
更に増築を何度か繰り返しながら、
自宅やアパートなど用途を変更しながら
長い間利用していました。
外部とは、板の外壁や薄いガラス窓一枚で接していたのです。
その為、外を通る人の声や車の音。
さらに揺れもあります。
昔の建物は床下からも外気が直接伝わります。
寒さもかなりの物。
耐震性も考えられていない時代の為
住んでいても、地震がおきると不安になりました。
アパート部分の雨漏りも心配でした。
だから、最近の断熱性や遮音性にすぐれた建物
地震があっても安心して住める家。
そんな建物を所有者は熱望していたのです。
計画が実行できることになり
解体は年末から年明けにかけて始まりました。
増築を繰り返した建物を順番に解体します
年明けからの本格的な解体工事。
増築された建物は
今は、アパートと自宅に分かれていました。
まずは、アパートから解体を始めます。
外階段などを壊してからは養生シートを設置。
その中で工事は行われました。
そして、アパート解体後 敷地はきれいに整地されました。
それから、自宅の取り壊しとなりました。
嬉しい事に解体中近隣からは
ひどい騒音もなくきちんと解体してくれた。
本当に助かったとの声が出たほどでした。
アパートと自宅は全て3月までにすっかり解体が終わりました。
解体も終わり地鎮祭が執り行われます
そして、今日ようやく地鎮祭の運びとなりました。
昨日は雨で現場の様子を心配したのですが
今日は、雨もすっかり上がり暖かくなりました。
地鎮祭は、これから建物を建設する前に
土地を守る神様に土地を使用する許しを請い
工事の安全祈願をする儀式です。
雨上がりの土地のぬかるみが多少心配でしたが
建設会社の敷いてくれた養生シートなどで
何ら問題なく執り行う事ができました。
今まで不安で一杯だった施主さんも
今日の雨上がりのように
晴れやかなお顔。
長い間の悩みから解決される日も近い事でしょう。
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