ゴミ置場に不法投棄されるゴミ。どう防ぐか考える

共同住宅のゴミ置場

道路に面したところにあるゴミ置場は
通りすがりにゴミを捨てられたり
ひどい時には、粗大ごみを放置されたり
と悩みがつきません。

そこで、ゴミ置場を通りに面さない場所に移動する
など、あの手この手を考えています。

ゴミ置場の移動と不法投棄防止用の造作

通り面でいかにもゴミの捨てやすい場所のゴミ置場

まずは、この場所は閉鎖します。

特に、広い場所であればあるほど、
ゴミ置場を閉鎖した場所にも
相変わらずゴミが置いていく人は止みません。

ひどい場合は、ソファーや冷蔵庫、エアコンなど
粗大ごみまで置いて行かれてしまいます。

その為、ゴミが捨てられないようゴミ置場であった場所に
木製の蓋のようなものを設置するのです。

斜めに設置されたところには、
ゴミも置きにくくなるのｔ
粗大ごみなどを置く場所がなくなり
大変効果的なのです。

ところが、何年かたつと別の問題が起きてきます。
このゴミ置場を封鎖した蓋は木製

その為雨風に打たれて駄目になってしまうのです。

ゴミ置場撤去後

ゴミをすてられないように木の蓋を設置

腐食した木の蓋

劣化して腐った木部

不要投棄防止用の撤去

腐食した木を撤去

撤去後の外構工事

不法投棄防止用の蓋は年数がたてば腐食してしまう

木部が腐って、落ちてしまいます。

でも、ただ撤去しただけですと
元のモクアミ
また不法投棄の場所になってしまうかもしれません。

だから、そのままにして置けません。

簡単なのは、再度その木の蓋を設置すること。
でも、数年すれば、また腐ってしまいます

今回もそんな物件がありました。

以前不法投棄防止の為にゴミ置場を移動
そして、投棄防止用の木でできた蓋を設置

それが、腐ってしまったので
もう一度同じものを設置しました

結果、数年してまた腐ってしまったのです。

オーナーからは、こんなことを繰り返したくないので
なにか方法を考えて欲しいと依頼がきました。

撤去後のゴミ置場に活用法も色々

他のアパートでは、投棄防止用の蓋を一時的に設置したあと
自転車置場に改装しました。

でも、今回の場所は建物の塀の外
さすがに、入居者の自転車置場にするわけにもいきません。

そこで、そのスペースを建物の外構の一部として
植栽を入れ、おしゃれな建物の銘板を設置することにしました

ただ、広い場所を作ってもゴミが捨てられてしまうでしょう

今回はちょっとおしゃれなマンション名を入れた銘板（看板）
を置き、外構工事をおこなっています。

これで、入口の見栄えも各段によくなるのではないか
と期待しています。