大家さん。物件の管理はちゃんとしていますか?
アパートやマンションの大家さん。
物件の管理状態は大丈夫ですか?
最近は、アパート、マンションの管理を管理会社に任せている。
という大家さんは増えているようです。
それでも、管理は自ら行う。
という大家さんも、もちろんいます。
自分が所有している物件なのだから、
その状態をきちんと把握しておく。
そんな風に責任をもっている大家さん。
それは、当たり前ですが、頭が下がります。
自主管理の中には、きちんと管理している大家さん。
あまり管理していない大家さんに分かれるようです。
築年数経過に伴い大規模修繕などの維持費もかかります。
築年数が経過してきた物件の場合。
管理状態により物件の状態にはかなりの差が出ます。
築年数が浅い時は、維持管理も楽です。
メンテナンスもそれほど費用はかかりません。
ところが、築年数が経過すると、建物維持管理の費用も
修繕などの手間もかかるようになります。
特に外壁、屋根、など大規模修繕も必要になり、
多額の費用がかかるかもしれません。
更に室内の設備も古くなり、
交換・修理など様々な費用がかかるようになります。
もちろん建物全体の維持管理などは、
管理会社が入っていたとしても、
費用は大家さんの負担となります。
でも、必要な修繕などの提案などを管理会社はしてくれるでしょう。
大規模修繕を実施しなければ雨漏り、鉄部の腐食など・
建物のダメージが大きくなり、修繕は必ず必要となります。
賃貸物件の管理はこのように大きなものだけではなく、
日常の管理もあります。
日常の管理も大事な事です。
この日常の管理は意外に重要です。
建物の共用部の清掃・除草作業・共用灯など。
どれも大事な作業です。
また、ゴミ置場の片付けも大事。
不法投棄や未分別のゴミなど。
ゴミはどこでも大きな問題になるものです。
このように日常の管理業務はたくさんありのです。
管理会社を利用している場合、日常管理業務は管理会社が実施します。
もし管理会社を頼んでいない大家さんであれば、
これの業務は自分で行わなければなりません。
気持ちよく入居して頂くためには
大家さんも、管理をすることが必要です。
日常の管理も、自主管理の場合必須になります。
大家さんが自ら清掃や共用灯メンテナンスをきちんとする方もいます。
その他に、自分で別途清掃業者などを頼み対処している方もいます。
ところが、中には残念ながら何もしていないという大家さんもいます。
アパートの廊下、階段はゴミと埃だらけ。
周辺は雑草が繁り放題。共用灯は切れたまま。
そんなところもあります。
募集を頼まれ、案内してみると。
室内は虫の死骸や埃だらけ。
これでは、せっかくの物件が台無しです。
アパート経営に興味がない。それでも管理は必要なのです。
こんな大家さんは相続で親から物件を引き継いだ。
でも、アパート経営に興味もないし、面倒だ。
という方もいるのです。
入居者している人にとっては、そんな事は関係ありません。
廊下の電気が切れている。ゴミが散乱しているなど。
困ってしまいます。
そうすると仲介した不動産会社にクレームを言ってこられます。
大家さんの管理ですよ、とたとえ契約時に説明していたとしても
理解はしていない事が殆どのようです。
とりあえず仲介した不動産会社に苦情を言う事になります。
その気持ちもわかります。
一般の人にとって、管理と仲介の違いはわかりにくいのですから。
でも、大家さんは家賃を貰っているのです。
貸しているのであれば、責任もあります。
自主管理であれば、それを入居者に伝える事も必要です。
きちんと管理されている物件は、
長く持ちますし、空室も出なくなります。
入居者も気持ちよく住んでいられます。
大家さんも自覚と責任をもって欲しい。
と思うのです。
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