賃貸物件を探す方の希望が増えている時代です。
賃貸物件の設備や間取。
年々借りたい方の要望が増えています。
今や、バストイレ別・エアコンは当たり前。
クロスも賃貸用の白一色から、
特に単身者用のお部屋は、おしゃれなクロスが良い。
そんな希望が増えていく中。
大家さんも、それに応えていかなくてはならないので
大変です。
大家さんも色々。できるだけ費用をかけたくない、積極的に設備投資を使用とする方に分かれます。
昔から賃貸業を行っている大家さん。
古くなってくる物件に対し
積極的に設備投資を行おうとする方と、
最低限の修繕や直しで済まそうとする方。
極端に言えば、その二つに分けられます。
もちろん、賃貸業を行っているのですから
入居者が困らないように修繕、補修は行います。
でも、その対応によって物件の状況は大きく異なっていくのです。
設備も新規交換。間取も変更など改装費用は結構かかります。
経年劣化したキッチンは、新しいキッチンに交換。
トイレ、洗面台も交換しよう。
床も新しいフローリングに貼替。
もっと費用をかけるのであれば、
間取の変更も行うかもしれません。
最近の人気は何と言ってもDKではなく、
LDKです。
リビングは広くという希望の方がとても多いのです。
2DKの物件を、1LDKに改装。
3DKの物件であれば、2LDKに改装。
間取を変更すれば、必然的に壁や床も新しくします。
当然、改装費用はかなりかかる事になります。
そこまでの費用を大家さんが誰でも出せるか。
それは、やはり簡単な事ではないのです。
修繕は最低限ですませたい。
逆に、壊れたところは仕方がないから
最低限直そう。
クロスも多少汚れているけれど、
しばらくはこのままでよい。
或いは、クリーニング業者を使うとお金がかかる。
だから、自分で掃除をすればいい。
設備は古くても壊れていなければいいから。
という大家さんも、もちろんいる訳です。
大家さんだからと言って、金銭的にゆとりがある訳ではない。
という方もいますから。
費用をかけ改装したお部屋は人気がでます。
当然、きれいにリフォームしたお部屋、リノベーションをしたお部屋。
これは、人気が出ます。
賃料を値上げしても、すぐに空室が埋まるでしょう。
もちろん、かけた費用を取り戻すまでには
数年かかるとは思いますが。
でも、出来るだけ費用をかけず、
設備や内装が多少古くても良い。
とした物件の場合。
残念ながら、なかなか空室が埋まらない可能性が高くなります。
空室のままでは、尚部屋が傷みます。
では、どうするか。
賃料を値下げしていくしかない。
という事になるのです。
費用はかけたくないけれど空室は埋めて欲しい。
このように、色々な大家さんや
色々な物件を日々見ていると、
考えるのは、お大家さんが今後どうしていきたいのか。
その方向性を決めていくべきかな。
と思うのです。
今は賃貸物件も競争が厳しい時代です。
そんな中で費用をかけるのは、馬鹿馬鹿しい。
という考えもあると思います。
古くなってきた物件に、費用をかけても
もったいないと思うのもあるでしょう。
でも、空室を埋めて欲しい。
と何度も不動産会社に言ってくるのであれば、
多少費用をかけてはどうですか?
と思うのです。
空室が半年続くのであれば、
半年分の賃料でお部屋にお金をかけるべき。
と思うのです。
費用と相談しながらリフォームを考えませんか?
高額なリノベーションをするのではなくても、
見栄えをよくすることも、多少工夫できると思います。
クロスをおしゃれにする。
高価でなくても新しい設備を使う。
など、最近は様々なリフォーム材料があります。
お金がもったいないけれど、
空室は困る。
と考えている大家さん。
できれば、不動産会社にアドバイスを求めてみる。
というのも一つでは、と思うこの頃です。
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