高齢化社会「終活」は進めていますか
高齢化問題。
これは誰にとっても避けて通れない問題です。
後に残される親族に迷惑をかけたくない。
と考える方も増えています。
当社にも「終活」のご相談に来られる方も増えています。
特に、問題になるのはやはり不動産の問題です。
これは、ご本人からだけではなく、ご親族からの相談があります。
親の家を処分したいのだけれど
ご両親が、高齢の為施設に入られた。
或いは、亡くなられた場合もあります。
そんな時もっとも困るのが残された家屋です。
跡を継ぐご親族から様々なご相談がありますが、
最も多いのが、
「親の家を処分したい」というご相談です。
ご両親が、永年住んでいた家です。
これからそこに戻る事はないだろう。
自分たちも、これからそこに住む予定はない。
だから空家状態で放置せず早めに処分しておきたい。
そう決めて動き始めます。
ご両親の同意を得た上で処分を決められたり、
ご両親が亡くなられた場合は、相続人間で処分を決める。
という事になります。
自宅内のたくさんの家財の処分に困る
家屋は売却する事にします。
その際問題になるのは、家の中にある家財。
長年ご両親が住んでいたご自宅。
たくさんの家財の片付けに困ります。
思った以上にたくさんあります。
頭の痛い問題です。
最近ご依頼を受けた中には、
大きな家の中にたくさんの物が溢れ
言葉通り足の踏み場がありませんでした。
昔から所有している物を処分できない。
もう不要となった物のみならず、
紙袋から紙箱に至るまで捨てなれません。
更に、テレビの通販番組から家具に至るまで。
欲しいと思ったものは、次々と購入する。
物はどんどん増えるばかりで、遂には広いリビングは
座る場所までない状態になってしまったのです。
これは、高齢者に限った事ではないのですが
物を片づけない・片づけられない方によくある状態です。
家財の処分費用も馬鹿になりません
ご相談された家も、まさにこの状態。
とにかく家を処分する前に、荷物の片付け・処分が必要です。
たくさんの物の中から、本当に必要な物をより分けます。
それも、大変な作業です。
ただ、意外に本当に必要な物、というのは少ないのです。
金銭関係や大事な書類が見つかれば、後はほぼ不要な物
そうは言っても、コツコツとゴミの日に出したり、
粗大ごみの手配をしても、何年かかるかわかりません。
このお宅も何か月もかけ、床が見えるまで片づけはしました。
でも、到底終わるものではありません。
結局は回収業者に依頼する事になりました。
この回収御者の費用。
実はかなり高額になります。
トラック1台でいくら、というのが一般的ですが
一軒家の膨大な家財は、トラック1台や2台では
すまないのが殆どです。
箪笥の中にある衣類などだけでもトラック一杯になります。
運び出すスタッフの数もかなり必要です。
100万?それ以上?
ご相談を受けたので、懇意にしている業者さんに依頼。
何とか、片付けを完了しました。
早めに終活を進めておきましょう
こんな事がいつでもできる訳ではありません。
以前からお取引していたお客様のご相談。
そこで、何とかお手伝いをさせて頂いたのです。
今後、ようやく前へ進めるようになりました。
このように、後を継がれる方の事を考えると、
早めに終活をしておく。
というのは大事な事だと思うのです。
特に相続が発生した場合。
処分に大変な不動産などがあると大変です。
田舎の家や不動産。
相続人間で問題になりそうなものは
早めに話し合いをしておくことも大切だと思います。
遺言書なども、あった方が良いと思います。
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