2018年02月23日
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高齢ご夫婦の不動産売却。 自宅から動くことは難しいです。
不動産の所有者も当然年を重ねられます。
ご夫婦二人だけで、お子様もいらっしゃらない方など。
後々の事を考えて不動産などは、きれいに片付けておきたいとご相談を受けます。
実際、相次いでご夫婦が亡くなられ、お子様も無くご兄弟も高齢。
その為、相続権の無い親族が片付けの為に大変苦労されています。
今回も、高齢になったご夫婦がご自宅以外に持っていた不動産を売却する事になり、そのお手伝いを致しました。
介護の必要なご主人。奥様は24時間介護の為、身動きがとれません
ご主人は、足も不自由、あちこち手術を繰り返され室内でも、介助なしでは大変です。
奥様は、ヘルパーさんなども使わず本当に24時間介護をされていました。
無事売却が決まりました。通常であれば不動産会社等にご来店頂き契約を締結します。
でも、現在のお住まいも売却物件から遠くご夫婦とも、動けない状態でした。
そこで、買主様に売主様のご自宅までご足労頂き、併せてご本人様の売却の意思も確認し契約の運びとなりました。
その後も、お引渡まではこちらで、売主様のご自宅に伺い諸手続きを行います。
本人の意思確認も必要です。 最後は、代金受領まで
もちろん、高齢者がだまされて不動産を売らされる。
そんなリスクも良く聞く話です。
幸い、体はご不自由でしたが、意思はしっかりもたれ、理解力もあります。
司法書士の先生にもご自宅まで行っていただき、お話をし、署名捺印も頂きました。
署名も健康な方には簡単ですが、結構大変な作業でした。
色々なプロセスも無事終了し、決済の運びとなりました。
代金を受領する為買主が支払いをする銀行まで来て頂く事も無く
手続きは全て前もってできることは行い、ご自宅近くの銀行で入金の確認をしていただきました。
買主さんのご協力があっての事でしたが、無事取引が終わりました。
もし、半年、或いは1年先になってしまっていたら、この取引は出来なかったのではないかと思います。
ホッとされた、売主様から感謝の言葉を頂きました。
今後は、心配せずにゆっくりと長生きをして頂きたいと思います。
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