株式会社あすかハウジング
9:30~18:00
毎週水曜日・第2、第4火曜日
2021年10月24日
ブログ

街密着・地元の不動産会社と大家さんの長い付き合い。それにも変化が


このひばりが丘と言う地域。地域と密接につながった古くからの住人が多いところでもあります。
ちょっとした、下町的な雰囲気もあります。

そこには、昔から賃貸物件を持ち続けている大家さんが、まだ多いのです。

そんな大家さんと当社は長いお付き合いを続いています。

このような街には、まだ地元の不動産業者もあり、会社同士横のつながりもあります。

以前は、そんな場所でもありました。

 

大家さんの所へはたくさんの不動産会社から連絡が行くのです。

でも、最近はこの地域でも他の地域と同じ。
有名な大手賃貸専門会会社が軒並み出店するようになりました。
急行停車駅という事もあり、駅近くにはそんな会社が並び
(不動産ストリート)のような通りも出来ました。

新しく出店してきた会社は、色々な大家さんを次々訪問。

「当社にこのお部屋を直接ご紹介させて下さい!
 希望しているお客様もいます。
 直ぐに、お客様をつけられます」

そのような営業をするのは、ある意味当然です。

物件が古くなり、なかなか空室が埋まらない
と悩んでいた大家さん。

空室を埋めたいのですから大家さんは、「お願いします」
と、その会社に募集を依頼することにします。


新しい会社のおかげで空室は埋まります。でも、折角馴染みになった担当がすぐ変わってしまう

募集を依頼した会社からは

「賃料はもっと安くした方が良いですよ」
「礼金・敷金は無い方が良いですよ」
などのアドバイス?を受けます。
それに従ってみたところ、
当初より賃料はかなり安くなりました。
でもとにかく、空室は早めに埋まりました。

担当が良い人だったから、と思った大家さん。
これからもお願いしようと思いました。

ところが、その担当者さん。
1年もしない内にいなくなってしまいます。
辞めたのか転勤?になるのか、度々担当者が変わります。
大家さんは、少々不安になってしまいます。

不動産会社の従業員は、正直辞める人は多いのです。
辞めないまでも他の店舗へ転勤という事も良くあります。
それは、仕方がない事でしょう。

 

仲介した会社が入居後何もしてくれない、と言う大家さん

大家さんは入居者にトラブルが起きると
お客さんを紹介してくれた会社に相談します。

ところがーーーー
相談してみても親身になってくれない。
とか、以前の担当から聞いていないのでわからない。
と言われたりします。

退去時の対応も管理は引き受けていないからしてくれない。
退去立会は有料だと言われた
など、大家さんの不満は つのります。

お客さんを紹介した仲介者からすれば、単にお客さんを紹介し契約しただけ。
たまたま、その会社がその時はお客さんを紹介してくれたけれど
大家さんは色々な会社に仲介を頼んでいた訳です。
大家さんとの関係は、契約を締結するまでの仲介業務です。

だから、管理契約も無いので、入居後の対応や退去時の対応は
出来ません。
とハッキリ言われる事もあるようです。

断られないまでも、頼んでもなかなかやってくれない。

そんな愚痴を話を大家さんから、良く聞かされます。 

不平を言う大家さんの気持ちもわかります。
でも、果たしてその不動産会社だけが悪いのでしょうか。

トラブルもクレームも不動産会社がやってくれる。それは、当たり前では無いのかもしれません。

昔から賃貸物件を持っている大家さん。
その大家さんと長いお付き合いをしていた不動産会社。
その間には、信頼関係もありました。
特に媒介契約などを結ばずとも当然のように
空室が出れば募集をしたり、部屋のリフォームの手配もしてくれる。

大家さんも、不動産屋さんに任せっぱなしにしていました。
もし、入居者や建物にトラブルがあった場合。
不動産会社に、電話一本すれば何とかしてくれる。
それが当然と思っていました。

不動産会社も、自分の会社だけを信頼して任せてもらっている。
と思い、一生懸命お力になっていたのです。

管理契約は無いけれど、管理をしてあげているようなものでした。
それも無償で。

でも、そんな【長い間の付き合い】的なものだけでは
もうやっていけない。
そんな時代なのでしょう。

 

 

賃貸物件は入居後も管理が必要。それは立派な業務です。

募集をする際も大家さんは、色々な不動産会社に依頼します。
専任契約のように他社に頼めないような縛りもありません。
だから、早く空室を埋めたい大家さん。
たくさんの会社に募集を依頼するのは自由です。

その後も特定の不動産会社と管理契約を結んでいない。
そうであれば、大家さんは自分で物件を管理します。

契約の仲介をしただけの会社に、トラブルの解決を丸投げする。
それは、おかしいのです。
契約を結ぶ時、不動産会社は仲介手数料をもらいます。
それは、契約するための仲介です。

賃料督促、近隣とのトラブル、設備トラブル
それを解決する業務は、仲介ではなく管理業務になります。
そのような業務は思いのほか煩雑で大変。
それを頼むのであれば、対価を支払う必要があります。


随分昔に仲介した入居者との問題が起きると
「お宅が入れた入居者よ!」
と、それこそ10年以上経っても言われたりします。
だから、仲介会社が解決するのが当たり前
と言うのは、どうなのでしょうか。

言い方は悪いかもしれませんが、大家さんには
そのような甘えがあると思うのです。

結構な手間とストレスがかかるトラブルやクレーム。
それを、今まで電話一本で黙ってやってくれていた。
それは当たり前でない事を理解して欲しいと思うのです。

もちろん、大家さんが困っている時に
お手伝いはしてあげたいと思います。

でも、大家さんも管理業務を無償でやってくれて当たり前ではない。
と考え方を変えていく必要があると思います。


arrow_upward