屋敷林の紅葉を楽しめる保谷駅すぐの特別緑地保全地区
保谷駅北口から徒歩5分のところにある旧高橋家屋敷林。下保谷4丁目特別緑地保全地区
この場所は普段一般公開がされていません。
市街化に伴い近隣の貴重な緑が減少しつつあるので、駅前(駅徒歩5分)でありながら景観と自然環境をボランティアなどにより守られている場所です。
この豊かに守られている屋敷林が、この時期大変きれいに紅葉します。
そこで、皆さんにこの時期限定で紅葉を体験できるように公開するのです。
公開されるのは11月30日(土) 午後1時から午後6時まで
場所 西東京市下保谷4-7-4
下保谷4丁目特別緑地保全地区
緑地として保全されている下保谷、荒屋敷の豪農高橋家の敷地。紅葉期間は美しいライトアップがされます。
この地域は16世紀ごろから村ができていたようです。
現在保全地区として指定されているこの場所は、下保谷・荒屋敷の草分け有力農家の一軒で1724年以降くみがしらをつとめた名家です。
野菜のほかに養蚕、藍栽培、製茶、たくあん漬けなど様々な事業を行い、広大な農園、屋敷林、を持ち経済的にも安定していた家です。
1976年から、所有地の一部を下保谷福祉会館の敷地として提供したり
高橋家の道路むかいにある土地も「あらやしき公園」公園整備のため寄付。
屋敷林も保全地区として指定されると 2013年には西東京市に譲渡していきました。
それは、今では希少な緑地となっています。
樹木も 推定で百数十年前の江戸時代末期から明治初期に成立したものとみられているそうです。
屋敷林の中は竹林ゾーンや草地ゾーン、高木林ゾーンなどいくつかに分けられて
それぞれに針葉樹や広葉樹などたくさんの木々があります。
また、それに伴い虫や取り、両生類などの生き物も自然に近い形で生息しています。
そんな豊かな自然の様子が見られる希少な一日です。
当日11月30日は、開催時間内であればだれでも入場できます。
夕暮れ以降はライトアップもされるので、尚紅葉を楽しむことができそうです。
ライトアップ期間は11月30日(土)から12月6日(金)までとなっています。
ただし、敷地を開放しているのは、30日のみなのでお間違えなく。
そのほかは、南側正面入り口付近からライトアップを見ることができます。
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