バブル期に建てられたたくさんの建物。老朽化が進み問題が発生
今でもバブル期に建てられたマンションが
たくさんあります。
その不動産バブルの頃。
次々とビルやマンション、アパートなどが大量に建築されました。
不動産を持っていれば、もうかる!
そして我も我もと不動産を購入していました。
その後、バブルがはじけ
不動産価値は下落。
当時の建物は大分古くなってしまいました。
最近は、その当時の建物に色々と問題が出てきているのです。
経年劣化による問題の一つ。給排水管の老朽化
経年による問題。
その一つに給排水管などの問題があります。
特に水道管は気になるポイントでしょう。
ライフラインと言われる電気・ガス・水道などの施設。
その中でも水道は、生きていく為に最も必要な設備
と言われています。
では、その水道にどんな問題があるのでしょうか。
それは、敷地内に引き込む給水管などの水道管の問題です。
給排水管に鉄管が利用!耐用年数も過ぎサビの問題も
以前の給水管には鉄管が利用されていました。
鉄管という総称には鋼管も含まれます。
最近は、もちろん鉄管は利用していません。
更に水道管の耐用年数は40年と言われています。
建物内部の給水管は直接外気にふれる訳ではありません。
だから外部の鉄のような錆び方をする訳ではありません。
それでも、劣化により水道管内部にサビが出てきます。
そうすると、水道をひねると水の中にサビが浮いていたり
赤っぽい水が出てきたりします。
水道水が、そんな状態になればとても心配ですね。
ただ この赤い水は人体に悪影響を与える事は余りないだろう
とは言われています。
水道管腐食で漏水。水道局の検針で指摘されます
サビの出てきた水道管。
赤い水が出てくるだけではなく
水道管の腐食で亀裂が入ったり、穴があきます。
そして、水漏れの原因となります。
水道管の腐食は、普通なかなか気づきません。
大抵の場合 水道局の検針で【漏水】していると言われて
気づく事が多いようです。
または、少しずつ水が床下に漏っていて
長い間床下に湿気が溜まります。
その結果床が抜けたり、カビが生えるなどの問題が起きます。
原因を調べたら、床下の水道管から水漏れがしていた。
そんな事もあります。
40年以上経過したら水道管の劣化を調査したほうが良いかもしれません。
40年以上たっている水道管や、排水管などは
工事が必要になります。
大きな事故になる前に調査をしておく方が良いでしょう。
腐食が進んだ水道管は、破裂してしまう危険性もあるからです。
大抵の場合事故が起きてから対処する事が殆どでしょう。
でも、ビル内部に通っている給水管など簡単に交換できません。
壁内部にあれば なおさらです。
鉄管を交換するなどと言う困難な工事ではなく
内部に新たにパイプをつくるなどの工法もあるようです。
木造であれば、早めに修理、保全工事などをしましょう。
事故になってからでは逆に大変です。
早めに調査し、方策を考えた方が被害が少なくなります。
関連した記事を読む
- 2024/10/07
- 2024/10/06
- 2024/10/05
- 2024/10/04