そろそろ、ホタルの季節です。新座野火止のホタルの夕べも今年は中止
年々自然の中でホタルが見られなくなっています。
そんな中で各地でホタルを育てたり、守るところが増えました。
新座市でも「野火止ホタルの里をつくる会」が2002年から
毎年ホタルを育成しています。
そして、6月ごろになると新座市の【ホタルの夕べ】に協力しているのです。
県指定史跡に指定されている緑豊かな野火止用水
この新座市野火止一体は、緑豊かな平林寺の武蔵野雑木林の裏側にあ
野火止用水で有名な場所。
野火止用水自体は、江戸時代に江戸の水不足を解消するために
作られた玉川上水。
そこから、当時の川越藩主であった松平信綱が
野火止台地の大事な飲料水として玉川上水から分水したものです。
もちろん、現在ではこの野火止用水が飲料水などに利用されてはいません。
でも、この用水自体は県指定史跡として
今でも埼玉県や新座市により保全・活用されている場所です。
ホタルを育てる埼玉県最大の施設。ホタルのお宿
その新座市野火止でホタルの里を作る会が
ホタルを育成するためにつくった施設。
ホタルドーム や ホタルのお宿
これは、埼玉県最大級のホタル施設なのです。
ここは新座市の施設ですが、
新座市ホタルの里を作る会
が清掃、施設の維持管理、ホタルの育成まで
なんとボランティアで行っているのです。
このホタルのお宿という建物
建物内に地下水を利用したせせらぎを作っています。
このせせらぎにホタルが自生するように育成しているそうです。
5月初旬からホタルを水槽の中で育て始めます。
そのホタルは6月頃になると成虫になり
産卵も始まります。
6月に開催されていたホタルの夕べ。今年は残念ながら中止
そして、6月20日ごろには
【ホタルの夕べ】
を開催していました。
このイベントは、ホタルのお宿 で
飛び交うホタルを一般の方が鑑賞できるもの。
周辺の西分集会所あたりでは
模擬店なども出店され、毎年たくさんの人でにぎわいます。
昨年と、今年は残念ながらこのイベントは中止
それでも、ボランティアの方々は
変わらず、ホタルを育てています。
また、皆さんで美しいホタルを鑑賞できる日が
早くくるとよいですね。
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