アパートとマンションの違いは何でしょうか
知っているようで、知らないアパートとマンションの違い
この区分けについて簡単に言えば、
決まりはありません。
この区分けは日本独特のものかもしれません。
でも、【一般的】には何が違うのしょうか
不動産業界や建築業界では構造で区分けしている
事が多いのです。
法的な決まりはないけれど、構造によって区分けされていることが多い
●アパート
木造・軽量鉄骨造
●マンション
鉄骨造・重量鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造
こんな区分けが一般的です。
法律的に決まっている訳でも
登記上で区分けされている訳でもありません。
でも、ポータルサイトなどでは
このような区分けがされているケースが殆ど
ポータルサイトへ掲載しようとすれば
構造が木造なのに【マンション】
と登録しようとすればエラーとなってしまいます。
ある意味業界の常識なのかもしれません。
でも、建物の名称は自由です。
鉄筋コンクリートの建物でも 名称は 【〇〇アパート】
とか 木造の建物でも 名称を 【〇〇マンション】
とすることも出来ます。
このようなケースは、実際に存在しています
マンションの方がアパートより優れている?とは、言えないかもしれません
でも、アパートよりマンションの方が高級?とか
建物がしっかりしている。
そんな印象を持つ方は多いでしょう。
確かに、もし築年数が同じ位なら
マンションよりアパートの方が賃料が手頃。
そんな傾向はあります。
同じ値段で広くしたい、駅近にしたい、と言う場合
可能性としては、マンションよりアパートの方が
選択肢が広がるでしょう。
でも、これはあくまでも一般的な話です。
マンションだから、アパートより建物が良い
とか、音がしない、とは限らないのです。
最近多いのは、防音性を気にする方。マンションなら大丈夫?
最近は防音性を気にして探される方が多いようです。
防音性の面からマンションが良い!
と考えられるようです。
でも、マンションだから防音性が高い
とは一概に言えません。
古い木造アパートと分譲マンションなどを比べれば
確かに、マンションの方が防音性が高いと思います。
でも、最近のアパートなどは、結構防音性が高いものも
多くなってきています。
逆に、マンションと言っても構造的は鉄骨であっても
隣室との境は木造と余り変わらない
という事もよくあります。
必ずしも隣室との壁がンクリートで出来ている訳ではありません。
マンションと書いてあったから、
壁はコンクリートで音がしない
という事ではないのです。
音がしないと思って部屋を借りた
と言う方から、隣室の音のクレームが入り
結局退去されたケースすらあります。
構造よりも間取りなどを気にした方が良いでしょう
分譲マンションなどであれば賃貸マンションより
音の問題は少ないかもしれません。
それでも、絶対ではありません。
もし、音の問題が重要であるなら
居住スペースが隣室と壁一枚で区切られていない。
隣室とはお互いに収納を挟んでいる。
角部屋で上階が無い
とか、間取りの工夫の方が良いかもしれません。
更に、マンションとアパートの違いも
しっかり理解しておいてください。
また、不動産会社に音の問題とか
子供の問題とか
しっかりと伝えて探した方が良いでしょう。
クレームは言われる方も、言う方も
お互いに嫌なものですから。
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