賃貸物件に移ればいいだろう。でも借りるためには相応の手続きが必要です!
賃貸物件を借りようとするとき
ご存じの方が多いとは思うのですが
その契約までには、手続きがあります。
賃貸だから、簡単に借りられる
簡単な理由で借りようと思うので
簡単に解約できる。
まだ、そんな方もいるのも事実なのです。
借りるまでの手続きも、ちゃんと流れがあるのです。
簡単に勢いで部屋を借りよう、と思うのはちょっと待ってください。
そこから始まる事もよくあります。
「えっ?そこから」
と思うかもしれません。
ですが、本当に「そこから」というケースが
良くあるのです。
ご家族と喧嘩して、アパートを借りて出て行ってやる!
とか、嫁と折り合いが悪いから
近所がうるさい
賃貸の場合、本当に様々な方が見えます。
家族との別居でも、近所が嫌
という場合でも立派な理由になる事はあります。
ただし、動機はともかく本当に賃貸物件を借りる事が
ご家族に納得してもらっているのか。
金銭面は大丈夫なのか。
とりあえず出ていくだけでは、すまないのも事実です。
勢いで「アパートを借りてやる!」
と言っても、現実的でない事も多いのです。
「そこを借ります」電話一本で部屋を借りられる訳ではありません。
とりあえず、賃貸物件を本気で探す事になった
周囲の状況もそれを可能にしている
そうすると、まず「物件を見たい!」
となります。
もちろん、不動産会社は見たいと言われる物件をご案内します
「これが借りたい」
となれば、その段階で入居申込をすることになります。
その日は時間がないから、とりあえず後で話を進める
という場合も、もちろんあります。
とに角、申込をして、入居審査になるのです。
この段階でも問題になる事があります。
電話やメールでいきなり
「これを借ります、契約します」
という方です。
契約するためには、申込と審査が通る事が前提ですね
ところが、そんな方に限って
いきなり来社されて、「契約に来ました!」
なんて言われるのです。
もちろん、申込・審査も無いので契約は出来ないわけです。
借りたい!と言われた時に、申込してください
と言っていた筈なのにーーーーです。
入居申込と審査。これは大抵の場合必須です。
その段階でも、必要な事があります。
入居申込をするにあたり、必要書類を提出する。
申込書に必要事項をもれなく記入する。
などです。
記入漏れがあったり、身分証明書の提出がなかったり
そんな場合は、審査に入れません。
法人の場合でもそれは同じです。
もし、人気物件であったりすると
後から申し込んだ方が優先されてしまう事も
あるかもしれません。
そして、入居審査になるのです。
入居申込。その段階ではまだ確定ではないのです。
通常不動産会社が、申込書などを確認すると
ある程度審査が通りそう、という予測はできます。
でも、これは決して確定事項ではありません。
審査に通るであろう、と思っていた案件が
「否決」されてしまう事もあるからです。
審査の途中で、連帯保証人を追加して欲しい
とか、内容についての確認、質問をされる事もあります。
だから、必ず「承認」と言う言葉を確認してから
引越の準備をしなければなりません。
まだ、結果が出ていないのに現在の住居を
解約する手続きを進めてしまう。
とか、引越しの手配をする
のはちょっと待って欲しいですね。
もちろん、その物件が駄目でも他の物件にしても良い
とか、何とかなるであろうと思われるのなら
良いかもしれません。
解約してしまって住むところが無くなってしまった!
万が一、そのような事が起こるかもしれません。
引越の手続きを先にしてしまい
審査に通らず、大慌てで次の物件を探すことに
なったお客様も実際にいらっしゃいました。
引越手続きをされる場合などは
よく不動産会社に相談することを
お勧めします。
関連した記事を読む
- 2024/11/20
- 2024/11/19
- 2024/11/18
- 2024/11/17