固定資産税納税通知書が送られてくる時期です
不動産を所有している人が支払わなければならない【固定資産税】
1月1日現在の所有者に対して課税される税金。
この納税通知書が送られてくるのが、大体ゴールデンウィーク頃
西東京市でも、今年は4月28日から発送予定となっています。
固定資産税収入は市町村税の中で約40%の割合を占める
今年1月1日現在で所有者となっていると
納税通知書がそろそろ送られてくる季節なのです。
この固定資産税という税金
これは国税ではなく地方税なのです。
市町村にとって、この固定資産税というのは
大きな財源なのです。
市町村の収入は、市町村税の他に国や都道府県からの支出金
地方交付税、地方債などがあります。
その市町村税の中で固定資産税による収入は
なんと40%を占めるそうです。
市町村を支える基幹税目として重要なものなのです。
固定資産税の他に納税すべき都市計画税って何?
償却資産というものに対しても課税されています。
そして、楽しいゴールデンウィーク頃に送られてくる
納税通知書には
固定資産税と一緒に、東京などでは
概ね都市計画税というものも記載されています。
この都市計画税というものは
原則【市街化区域】に土地建物を所有している人に対して
課税されるものです。
市街化区域というものは、市街地もしくは10年以内に
優先的に市街化を計画している区域
というものです。
だから、都市計画施設の整備や区画整理事業などの為
都市計画の為に使われる税金
といったものでしょうか。
そして、固定資産税と同じように1月1日に土地・家屋を所有している人
が納税することになります。
急激に税金が上がったらどうしよう。
基本的には、固定資産税は急激に昨年と比べてあがる
という事はあまりありません。
もちろん、3年に一度固定資産の評価を見直す
評価替えという制度はあります。
でも、評価がかなり上がったとしても
急に税金が上がるという事はありません。
評価額が急激に上昇した場合であっても
税負担の上昇は緩やかになるよう
負担調整措置が講じられているからです。
固定資産税の納期は東京都などでは年4回に分けて
支払う事が殆どです。
納税は4期に分けられます。滞納には十分注意が必要
この固定資産税(都市計画税も併せて)
支払う時期は東京都などでは
年4回に分けられています。
納税通知書が届いてから一括で支払ってしまおう。
もちろん構いません
ただ、一括で払ったとしても割引きはありません。
税金は支払期日までに支払う事が必要です。
でも、うっかり支払を忘れてしまった
という時に、最大で14.6%の延滞金が発生する
そんな場合もあるので、ご注意下さい。
また、税金の滞納に対して
地方自治体の動きはなぜか大変早いようです。
催告が送られ、それでも支払われない場合
給料の差し押さえなどされてしまう事もあります。
給料だけではなく、所有する不動産に対し
差押を登記される事もあります。
実際不動産の全部事項証明書を取り寄せてみたら
【差押】
と言う文字が入っていることがあります。
原因を聞いて見たら税金の不払いがあった。
という事があります。
もちろん、差押が登記されても
差押えがすぐ実行されてしまう訳ではありません。
が、その危険性はある訳です。
納税通知書が届いたら
その期日金額などはきちんと確認しておいてください。
そして、滞納などしないよう気を付ける事は大事です。
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