退職金で買った思い入れのあるアパート。段々管理することが難しくなってきました。

ワンルーム4戸の
小さなアパートです。

貸主さんが勤務先を定年退職した時
その退職金で手に入れました。

ハウスメーカーで建てた軽量鉄骨造のアパート
自宅から少し距離はあるのですが
車を運転しては、草むしりをしたり
掃除をしたりと、ちゃんと自分で管理していました。

そんな大事なアパートも段々自分で
管理することが出来なくなってきました。

いつも車できていました。
でも、高齢になり、ご家族から運転を止められ
免許も返納しました。

段々と足も弱り杖が必要になりました。
アパートに来れたとしても
草むしりをしたり掃除をしたり
なんてできなくなってしまいました。

敷地内は当然雑草がはびこります。
見かねて、ここ数年は当社で除草作業をしていました。

そうしている内に、建物にも傷みが目立つようになりました。

サイディング貼りの建物ですが
モルタル塗りよりは外壁材（サイディング）を貼ってるので
耐久性はあります。
それでも、年数が経てばメンテナンスは必要。
サイディングの継ぎ目のコーキングも劣化。
サイディングにも塗装が必要になります。

このアパートも大規模修繕が必要な状態になっていました。

外壁修繕は、それなりに費用がかかります。

大家さんも一度は、建物も古くなったし
自分も高齢で手入れを出来なくなった。

とアパートを壊そうか、いっそ手放そうか、と考えました。

迷っていると、同居のご家族から
「後々賃貸収入が入るので、手放さないで欲しい。」
と言われたのです。

それなら建物を存続させる為には、修繕する必要があります。

そこで、外壁の修繕
最近空室になった部屋も改修しよう
という事になりました。

割れだした外壁の塗装、
屋根も塗装します。

最も気になった鉄骨階段の錆びも
錆を落とし、きちんと塗装し直します。

同時に、3点ユニットバス、収納付きのワンルーム
ですが、クロスや床を貼替
玄関脇にあった洗濯機置場を室内に作りました。

見違えるほど、きれいによみがえります。

これから、安心して賃貸に出せると思います。