共同住宅のゴミ置場問題。不法投棄をどう防ぐ①
共同住宅のゴミ置場
繰り返される不法投棄やゴミ捨てマナーの悪さ。
どうやって防ぐのが効果的か。
いつも頭を痛める問題です。
簡単に外部からゴミを捨てられないような工夫。
外から見ても見栄えが悪いのは困る。
これは毎日の事なので本当に切実な問題なのです。
これなら良いかもと考えて設置したゴミ置場。
それも年数が経つ内には、新たな問題が出てきます。
そこで、今回もゴミ置場の改修を行う事になったのです。
通りに面したゴミ置場は撤去。その空いた場所をどうするのか?
もともとのゴミ置場。
マンション敷地内ではありますが、塀の外側に設置してありました。
特にゴミステーションなどは置いていませんでした。
回収業者さんが回収がしやすいようにと、ただ置場にネットをかける。
そんな昔ながらのゴミ置場でした。
多くの人や車が行き交う道路の脇に広いゴミ置場。
それは、誰も簡単にゴミを捨てやすい場所になります。
通りすがりや、わざわざ運ばれてきた粗大ごみや家具。
エアコン、冷蔵庫のような電化製品まで捨てられていました。
まずは、塀の外にあるゴミ置場を撤去しよう。
と改修工事の第一弾を行いました。
マンションの敷地内(塀の内側)にゴミ置場を設置します。
外からも入りにくい場所にブロックを積みゴミ置場を作成。
敷地内のゴミ置場自体は、それで問題は無くなりました。
でも問題なのは塀の外にあるゴミ置場として利用していた場所です。
いくら、入居者がゴミを捨てなくなっても
撤去したスペースがあれば、そこはまた不法投棄用の場所になります。
だから不法投棄防止用に大きなベニヤ板を設置しました。
ゴミも置けないように角度をつけた板。
それによって外部からの不法投棄の防止には成功しました。
投棄防止の板も年数が経てば劣化。何度も同じものを作るのは無駄?る?
でも、この不法投棄防止用のベニヤ板。
設置して何年かは維持できますが、時が経てば劣化します。
風雨にさらされている内に壊れてしまいます。
でもそのまま撤去してしまう事はできません。
仕方が無いので、また新しいベニヤ板を設置しました。
塀や門自体を新しくする事も考えましたが、
そんな大がかりな工事をする訳にはいきません。
でも、作り直したベニヤ板も数年後には、また駄目になります。
これでは、いつまでたっても同じ事の事を繰り返しです。
何か別の方法を考えて欲しい。
とオーナーから相談されました。
どんな方法が考えられるのでしょうか。
考えた次の方法を次回お伝えしたいと思います。
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