関東の富士見百景・東久留米【富士見テラス】が無くなってしまう！

東久留米の駅前通り
西に向かってまっすぐ伸びる「まろにえ富士見通り」
ここは正面に大きく富士山が見える事で有名です。

東久留米駅には、富士山を眺望できる富士見テラスがあります。
富士見テラスは、関東の富士見百景に選定され、
東久留米駅舎は関東の駅百選にもなっています。

ところが、この富士見テラスが無くなってしまう。
という話が持ち上がってきたのです。

この富士見テラス。
東久留米駅から直結した円筒状の施設です。
1994年に市が建設したものです。
テラスからはビルの間から富士山が見え人気スポットとなっていました。

12月下旬には富士山頂に太陽が重なる【ダイヤモンド富士】が有名。
たくさんの観光客や写真家が集まる場所でした。

そんな人気スポットですが、2020年この建物の不備が発覚。
何と、建築確認申請が建設時になされていなかったというのです。
その後調査を重ねるうちに壁面の耐震不足もわかったのです。
2021年10月には建物を閉鎖してしまいました。

東久留米市では、何とかこの建物を存続しようと補強等を検討。
でも、大掛かりな工事が必要となる事が分かり、その費用も膨大な金額を
なる事がわかったのです。

そこで、市では今年度内に施設を撤去することとなったのです。

最近の建物で、尚公共の施設となる建物。
それがなぜ建築確認申請がされなかったのか。
今となっては、それはわからないようです。

東久留米市のシンボルともいえる富士見テラス。
そこから見える富士山。
夕日に浮かぶ富士やダイヤモンド富士など。
市民にとっても自慢の場所でした。

残念ながら、今年度中に撤去。

その後については、現段階では未定だそうです。

本当に残念な出来事ですが、出来ればまた新しい施設が
建設されると良いですね。