商売繁盛を願う田無神社の【酉の市】
11月4日の酉の日。
色々な神社で【酉の市】が開かれます。
西東京市内では【田無神社】の酉の市が有名です。
今年も田無神社では【酉の市】が開催されました。
境内には、縁起物の熊手を買った方への
手拍子が鳴り響いていました。
収穫祭から始まった酉の市。今は縁起物の熊手が有名
酉の市は、発祥は足立区にある大鷲神社だそうです。
そこで秋の収穫を祝って感謝する収穫祭を行ったのが始め。
そこで、お寺の境内で農具を売っていたものに
縁起物をつけて販売する習慣になったそうです。
そこから、今の熊手に色々な縁起物を飾り付け売られるようになりました。
熊手には、福をつかんで離さない、とか福をかき集める。
という意味があるそうです。
そこに、指物(さしもの)と呼ばれる様々な縁起物が飾り付けられます。
「お多福」 は福を呼ぶもの。
「だるま」 転んでも立ち上がる。
「招き猫」 金運や良縁を招き入れる。
「小判」 金運アップ。
「鯛」 目出鯛めでたい
「俵」 食への感謝と、重ねることにより家内安全、商売繁盛
などの意味があります。
買う時にそれぞれの意味がある指物のついている熊手を選ぶそうです。
威勢の良い三本締めで熊手を手に入れよう
このような熊手は、安い物では1000円位からありますが
目を引くような大きな物では
5万、10万とするものもあります。
また、商売をされている方が買われる事が多いようですが
毎年買い替える時には、前のものより大きな物のする。
という方がご利益があるとされています。
だから、初めて買う時には余り大きなものにしない。
方が後々困らないかもしれません。
そして熊手を手に入れた人とお店の人で
三本締めをするという光景が酉の市らしい光景ですね。
浅草の鷲(おおとり)神社などは、夜遅くまで大変な人出のようです。
西東京にある田無神社では、それほどの混雑はありません。
一の酉である、11月4日は平日という事もあり、
それほどの人出はない、とお店の人も言っていました。
今年の酉の市は、11月4日の一の酉
11月16日(水)二の酉
11月28日(月)三の酉
各日とも午前10時から午後10時までとなっています。
更に、18時以降には 紙芝居やJAZZの演奏。
19時からは、田無囃子の演奏などもあります。
商売繁盛、開運招福を祈っては如何ですか。
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