貸駐車場の維持管理はされていますか？

月極駐車場。
駐車場の整備管理。
実際結構手間がかかります。

アスファルト舗装してある大規模な駐車場もありますが
街中には小規模な駐車場も多いようです。
２台くらいから10台以下の駐車場です。

小規模な駐車場は、砂利敷きが多く
その維持管理が思いのほか大変なのです。

高額の整備費用はかけずらい小規模駐車場

駐車場オーナーの中には
小さくても後々大変だから、と
舗装する方ももちろんいます。

借りる側からすれば、
舗装してある駐車場の方が人気があります。

特に大切にされている車であればあるほど、
舗装してある駐車場が良い！
と思うのは当然でしょう。

ですが駐車場を舗装する。
というのは思いのほか費用がかかります。

高額な賃料を取れるのであれば良いのですが
そうもできません。
更に小規模な駐車場であれば
数台分の賃料で、高額な整備費をかけてしまうと
なかなか元がとれない。
というのが正直なところです。

結果、きれいに整地し転圧をかけ砂利を敷く。
という事が多いようです。

雑草や水たまりなどの対処が必要となる駐車場

このように整備された駐車場。
しばらくは、きれいな状態です。

でも、夏になれば雑草がしげり
頻繁に除草したり薬を散布しなければなりません。
放っておくと、ジャングルのようになってしまいます。

更に、場内で転回する必要がある駐車場など
段々とわだちができたり、でこぼこになってしまいます。

その凹んだ場所は雨がふれば水たまりとなります。
その水たまりも、だんだん大きくなり
利用者からのクレームの原因となります。

特に近年予想もできないような大雨が降る事があります。
ひどい時には駐車場一面がプールのように。
という事すらあるのです。

最近も、車のタイヤがすっかり水没してしまった。
という事もありました。

駐車場も定期的なメンテナンスは必要です。

それを防ぐ為に
駐車場は定期的にメンテナンスが必要となります。

夏前から早目に除草作業を実施していく。
それも、ひと夏に１回除草剤を散布すればよい。
という訳にもいかない事が多いのです。
状況を見ながら、何度か除草を行います。

駐車場を整地してから、数年たてば
凹みやロープの状態。駐車場のナンバーがついていれば
そのプレートの状態。
それを確認する必要があります。

舗装されている駐車場でも
区画分けの線が消えてしまったり
舗装が傷んでいる。
という事もあるので
長い間手をいれていない駐車場は要注意です。

固定資産税分くらい収入が出ればよい。
と思っていただけなの、こんなに費用がかかるなんて。
という事にならないよう、考えておいた方がよいでしょう。