住宅だけでなくビルでも木造の建物が増加。
最近木造の建物が増えているようです。
住宅・アパートだけではありません。
ビルのような大きな建物まで木を使った建物が造られています。
以前から狭小住宅などに多かった木造3階建て
以前は木造で3階建てを建てる。
というのはそれなりにハードルが高いと言われていました。
それは、木造であっても3階建てになると
鉄筋コンクリートの建物を建てる時のように
構造計算が必要になったり、防耐火上必要な技術基準を守る。
と言ったように建築コストがかかる。
だから、建築費用が平屋や2階建ての木造住宅を建てるよりかかる。
と言われていました。
それでも、3階建てであれば
狭い土地でも十分な建築面積が取れます。
都内のように地価が高い場所では
広い土地を取得するのは大変です。
土地の値段を抑える為には
狭い土地に建物を建築する。
という事になります。
その為、土地が狭い分価格を抑えられるので
都内などでは3階建ての建売住宅がよくみられます。
更に、一般住宅でなくても
木造の三階建て・さらには四階建てすら見られるようになりました。
共同住宅にも増えている木造3階建
木造の3階建て共同住宅。
最近では、木造で4階建てを建てるといった事も見られます。
もともと、3階建ての共同住宅は基本的に「耐火建築物」でなくてはなりません。
だから、3階建ての共同住宅。
と言えば、鉄骨造や鉄筋コンクリート造のものが多かったのです。
ところが、2019年の建築基準法の改正により
防火地域以外でも
3階建ての共同住宅が建てられるように
規制が緩和されたのです。
そこから、一定の条件を満たすことで
木造3階建ての共同住宅が建てられるようになったのです。
木造はやはり、鉄骨や鉄筋コンクリートと比較すると
費用が安くすみます。
多少狭い土地であっても、
3階建てなら床面積が増えます。
建てる際には構造計算も行うため、安心感もあります。
更に、間取りの自由度も高い。
などのメリットがあります。
もちろん、2階建てと比べれば3階建てはコストが増えますが
以前と比べれば、建てやすくなったようです。
大きな【純木造ビル】も増加傾向
もちろん、どんな場所でも建てられる。
と言うわけではありません。
防火地域や隣地との敷地にある程度の距離が取れる。
などの制限ももちろんあります。
でも、最近の建築技術の向上により
4階建て木造すら建築されているようです。
この木造の流れ。
大手ゼネコンなどでは、純木造ビルすら建てています。
今後も、木造ビルなどは増加傾向にあるようです。
関連した記事を読む
- 2024/10/12
- 2024/10/11
- 2024/10/10
- 2024/10/07