賃貸物件のクオリティーが高くなる傾向。若い方でもクオリティー重視？

最近は、賃貸物件のクオリティーが上がってきているようです。

昔は、3点ユニットバスの比較的手ごろな賃料の物件は
学生さんや若い方の入居が多かったようです。

地方から東京の学校に通ったり、
新社会人として東京に初めて出てくる。
そんな場合、家賃が高いのは負担が大きい。
と、手ごろなワンルームの需要が多かったようです。

それが、最近は大分変ってきたようです。

昔からよくあるワンルームタイプの物件。

残念ながら、若い方には人気がないようです。

人気があるのは、比較的築浅の物件。
当然のようにバス・トイレ別。
オートロック。2階以上。テレビモニタ付きインタフォン。
等々。
出来ればマンションタイプ。

若い方ほど、こんな条件で探される事が多いようです。
条件に合う物件は、もちろん家賃も安くはありません。

でも、条件の良い物件はたとえ賃料が高くても、
すぐに埋まってしまうのです。

学生さんで、お金を出すのは本人でない。
という事も多いのですが、それでも昔と比べれば
セキュリティー面からも、設備面からも
納得した物件を探す傾向にあるようです。

学生さん以外の単身者。
単身者も全体的に増えている傾向があるように思います。
単身で優雅に暮らしたい。
という方は、それなりに賃料を払ってでも、気に入った物件を探します。

築浅、設備が充実、便利な物件。
こういうタイプの物件は、空室が出れば早めに埋まってしまいます。

単身者だけではなく、カップルでもその傾向は同じです。
暮らしをエンジョイする方が増えているのでしょうか。

設備だけではなく、間取りにもそれは現れています。

LDKというタイプの物件が人気。
１LDK,２LDK、３LDK。
広いリビングで暮らしたい。
そういう方は本当に多いのです。

とはいっても、ＬＤＫという間取りはそれなりに広さが必要です。
まだまだ、それほど物件数が多くないのが実情です。

だから、人気の物件は言い方が悪いのですが
奪い合いになってしまうようです。

そんな人気の物件が増えていても、誰もが高額な？賃料を払える訳ではありません。

築浅でなくても、人気の間取りでなくても、もちろんそのようなお部屋はあります。
もしかしたら、まだまだそんな物件の方が多いのかもしれません。

賃料は出来るだけ抑えたい。
そんなニーズも必ずあるのです。

建物は、もちろん古くもなります。
傷んでもきます。
それは、人と同じでどんな物件でも古くなるのです。
そんな中、最近の大家さんは、
頑張って物件に投資をしています。
設備も新しくしたり、外観をきれいにしたり。

そうすると、何が何でも築浅。
でなくても、ちょっと古くなったけれど、
お得な物件が見つかるかもしれません。

費用を出して新しい物件を探すか、
古くても素敵な物件を探すか。

選び方は色々かもしれませんね。