賃貸物件は簡単に借りられる?
賃貸物件を借りたいと考える場合。
人によって色々な理由があります。
当然、自分の住むための部屋を借りたい。
それが一般的です。
ところが、部屋を借りたい。
と言ってくる方の中には、住居としてではない場合もあります。
賃貸物件は簡単に借りられる。
というイメージがあるのかもしれません。
ホテル代より安い?と安い賃料の部屋を探す
例えば、仕事で度々上京する事がある。
ホテルをその都度借りると、費用が馬鹿にならない。
だから、安いワンルームを借りたい。
そう思って賃貸物件を探そうとする。
というケースです。
ただ、単身赴任など赴任中の住居を借りる。
という場合であれば、もちろん問題はありません。
でも、ホテル替わりにしたいと思っても
時には、1か月、2か月だけという事があります。
確かに安いワンルームであれば
1ヵ月数万円ですみます。
ホテル代を考えるとはるかに安いのかもしれません。
特に最近の初期費用がお得なワンルーム。
そんなアパートを選べば
部屋代の方がホテルより安いかもしれません。
だから、安い部屋を借りよう。
と簡単に考えるようなのです。
別居したい!アパートを勢いで探すお客様
そして案外多いのが家庭内での揉め事による別居。
夫婦で喧嘩したから、別に住みたい。
お嫁さんと喧嘩したから、とりあえず出ていきたい。
出ていく先として、アパートを借りればよいじゃないか。
そんな場合です。
もちろん、話し合いもある程度すすみ、
別居することが決まった。
そうであれば、もちろん賃貸的には問題ありません。
ところが、喧嘩した勢いで
「家を出てやる!」
と飛び出し、不動産屋に飛び込む。
こんな調子では、お部屋を借りるのは結構難しいでしょう。
どんな理由で賃貸を探しているのか、
入居審査もあります。
そう言われてあきらめる。
そんな事もあるでしょう。
お金さえ払えばいいのでしょ。それは違うのです
勢いで飛び出してきたのです。
契約者は誰になるの?
収入は?、保証人は?緊急連絡先は?お仕事は?
色々具体的に聞かれると、
「部屋を借りるだけなのに、そんなに面倒なの?」
を思うかもしれません。
更に、部屋を探している理由を聞かれたり
入居審査があります。
そこで、あきらめる事になるかもしれません。
賃貸と簡単に言っても、不動産を借りるのです。
これは貸主の財産でもあります。
きちんと借りる側の状況や情報も提示しなければなりません。
安ければ、安いほどいい。
初期費用も、もちろん安いもの!
そう言いながらきれいで駅から近いものがよい。
そんなありえない条件を言う事もあります。
たとえ、申込ができたとしても、
家に戻る事になった。
と、あっという間に申込を撤回するかもしれません。
そんな方には
「まず、落ち着いて考えてきてください。」
と言わざるを得ません。
借りている部屋があれば便利。それだけですか?
このように勢いだけで部屋を借りに来る。
たまに上京するときのホテル代わりにしたい。
このような場合。
実に簡単に短期間で解約することになりがちです。
或いは仕事場が遠く帰りも遅い。
だから、仕事場の近くに部屋を借りたい。
そんな方もいて、理由としては確かに納得できます。
ところが、家の外で彼女と暮らす為に借りていた?
という事もありました。
マンスリーマンションやホテルの代わりにはなりません。
そのような考えで部屋を探しに来られた方。
賃貸アパートだから、簡単に借りられると思った。
そういわれます。
そんな方の為に、マンスリーマンションというシステムもあります。
ビジネスホテルや、カプセルホテルもあります。
本当に別居しようと考えるのであれば、
ちゃんと話し合い、方向性が決まってからにして欲しいのです。
賃貸アパートは、基本的には普通住居として暮らす為のものです。
貸主さんも、入居者の為にリフォーム・クリーニングなどをします。
設備も新しくするかもしれません。
不動産というものは貸主の財産なのです。
簡単に借りた挙句、
「やはり住まなかったので解約する」
と本当に短期間で2、3日住んだだけで解約した方もいました。
確かに仕方ない事情がある場合もあるかもしれません。
でも、あまりに賃貸だから簡単に借りられる。
と安易に考えて頂きたくない。
と管理する立場では思うのです。
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