建物の定期的な修繕、補修は必ず必要。ひどくなる前に実施しましょう。
建物はどのような建物でも、定期的に補修したり、
点検する必要があります。
建物は通常何十年も利用します。
年数に応じて点検・修繕が必要なのは当然です。
もし、まだ不具合が出ていなかったとても、
予め点検を行うのは大事な事です。
ましてや、傷みや不具合がみられるようになれば
猶更です。
修繕や、修理などの維持管理は必ず必要となります。
特に排水管の高圧洗浄などは定期的に実施する必要があります。
この建物維持管理の為の作業。
賃貸住宅であれば、居住中の筈。
居住中であっても、場合によっては
室内への立ち入りが必要となります。
各部屋の設備故障であれば、
入居者は、設備を直さないと困るので
当然に協力をしてくれます。
ただ、建物全体として行う必要がある補修工事。
例えば、排水管の洗浄。
受水槽の清掃。
消防設備点検。
など、様々な工事があります。
特に排水管(生活排水・汚水管)の高圧洗浄などは、
入居者の協力が必須です。
排水管も使用していれば、長い間には汚れがたまり
流れが悪くなってしまいます。
その為には、排水管の洗浄が必要なのです。
排水管の流れが悪い、トイレが詰まる、それは放っておくと段々ひどくなります。
特に、何世帯もの人が暮らすマンション。
台所では、油物も流すでしょうし、
洗面所では泥汚れもあるかもしれません。
配管洗浄は、定期的に行うのが良いのです。
管理状態の良いマンションなどであれば、
半年あるいは1年に1回は定期的に実施しています。
何もクレームが起きないから、と
放っておくと大変な事になるかもしれません。
排水の詰まりは徐々にひどくなります。
急に詰まってしまった、という事はあまりありません。
トイレの詰まりも同じです。
詰まってしまった、
という連絡がきたときには、
とりあえず、ワイヤーなどの機器で対応することが多いようです。
でも、そこまでの状態になった時は、
高圧洗浄機などを使用して排水管を洗浄する事になるでしょう。
トイレが溢れてしまった、水漏れが起きた。など大事になる前に予防が必要
場合によっては、排水管交換が必要。
なんて、大変な事になるかもしれません。
だからこそ、定期的な排水管の洗浄を行い
トラブルが起きないようにしておくことが必要になるのです。
最近も、トイレの詰まりで汚水が逆流してしまった。
とか、上階の部屋の排水が詰まり、階下にひどい水漏れが起きた。
などのトラブルがありました。
その為、全部屋の排水管を洗浄する事になりました。
この時は各部屋のキッチン、洗面所、お風呂場など。
この排水口から高圧洗浄機のノズルを入れ、洗浄を行います。
これは、全部屋で行う必要があります。
この全部屋というところが結構問題になるのです。
共同住宅建物の必要な修繕に入居者は協力する義務があります。
高圧洗浄を行う日は、在宅が必要です。
各部屋に入り排水口から洗浄を行うからです。
もし、できない部屋があるにがは困りますね。
もちろん、入居者全員が同じ日に都合がつけられる。
そんなことは、大変難しいのは当たり前です。
でも、何とか都合をつけて頂く。
また、もし都合が悪いのであれば、それを予め連絡する。
最低限このような協力はして頂きたいのです。
実は、必要な修繕に借主は協力する義務があるのです。
これを正当な理由なく拒否することは出来ません。
出来るだけ多くの方が都合がつく日を、
管理会社や大家さんも苦労して設定しています。
もし、協力していないために、事故が起きてしまえば、
入居者も責任を取らされる可能性もあります。
このような共同住宅での補修、修繕作業。
所有者は、ひどくなる前に定期的に実施する。
入居者はそれに協力する。
どちらも、大事な事なのです。
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