株式会社あすかハウジング
2023年12月30日
ブログ
気になる年収の壁問題
人手不足なのに、問題となっている年収の壁。
よく聞く「130万円の壁」です。
家族の扶養に入っていてパートやアルバイトで働く方の場合。
一定の収入を超える事によって、扶養から外れてしまう。
それによって、社会保険の負担が生じてしまい
手取り収入が減少してしまう。
という事から、ある一定の収入を超えないように調整する。
そのボーダーラインとなる収入の事を年収の壁、
と一般的に言っています。
扶養を外れて、働いても損をしてしまう?
まず、パートなどで働く方が
・103万円を超えると所得税が課税されます。
・106万円を超えると勤務先の社会保険に加入義務が発生する。
・130万円を超えると配偶者の社会保険の扶養を外れる。
厚生年金と健康保険料が自己負担になります。
正確に言うなら、もう少し150万の壁や201万の壁。
と言われるものも存在します。
でも、とにかくこの保険料等の支払い義務によって、
実際の手取りが減少してしまう。
これを危惧して勤務時間を増やさない、収入を増やさない。
などの操作をする方が多いのです。
でも、この年収の壁が社会問題となってから、
いくつかの対策ができました。
・103万円を超えると所得税が課税されます。
・106万円を超えると勤務先の社会保険に加入義務が発生する。
・130万円を超えると配偶者の社会保険の扶養を外れる。
厚生年金と健康保険料が自己負担になります。
正確に言うなら、もう少し150万の壁や201万の壁。
と言われるものも存在します。
でも、とにかくこの保険料等の支払い義務によって、
実際の手取りが減少してしまう。
これを危惧して勤務時間を増やさない、収入を増やさない。
などの操作をする方が多いのです。
でも、この年収の壁が社会問題となってから、
いくつかの対策ができました。
年収の壁支援強化パッケージの活用を
これは2023年10から開始された
「年収の壁・支援強化パッケージ」というものです。
社会保険の被扶養者となっている方が繁忙期に労働時間を延ばす。
結果、収入が一時的に上がる。
そんな場合、事業主が一時的に収入が上がった、
という事を証明することで引き続き扶養に入り続ける事が可能になる。
というものです。
特に販売の仕事をしているような方など、
年末年始などに仕事が増えてしまう。
という事は実際によくあると思います。
それなのに、扶養範囲を出てしまうから、
と働く事を拒否したり、事業主側も人出不足となってしまう。
そんな事が起きれば、雇用側も働く側も良い事ではありません。
こんな風に事業主の証明で年収の壁を超えなくて済むのであれば
とても助かると思います。
もちろん、一時的な収入増加であることが前提ではあります。
でも、これから益々労働人口が減っていくであろう時代。
労使ともに、使いやすい制度に改正されていくとよいですね。
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