独立し新たに仕事を始めたい!店舗探しの開始
自分で商売を始めよう!
会社を起こそう!
今まで、会社やお店に勤めていたのですが、
独立し新しく仕事をはじめよう、と考えます。
夢や希望にあふれ、今後のビジョンを思い描くのです。
整体の仕事、建築関係、飲食業、美容師
デイサービス、福祉の仕事。
職種は様々。
それでも理想をかかげ、新しい世界へ飛び込もう、
という気持ちは同じです。
自宅でできる仕事でなければ、
その事務所や店舗を探すことになります。
希望通りの物件探しに一苦労
事業用の店舗を探すのは、なかなか大変です。
事務所としての利用であれば
比較的制約も少なく探しやすいかもしれません。
でも、店舗として来店してもらうようなお店の場合。
駅近であるとか、1階店舗に限る。
更には広さの問題もあります。
飲食店をはじめたい、と思っても飲食不可という店舗もあります。
探す側は、できるだけ良い立地で探したい。
でも、そうなると賃料の問題も出てきます。
飲食の店舗を探される方の中には
半年・1年も探し続けている。
という方もあるほどです。
何と言っても商売をするのであれば、立地、条件、人通り、金額など
とても重要だからです。
お店が決まり、さあ開業の準備が始まります
苦労してようやく気に入った店舗が見つかりました。
それから、オープンするまでにはそれなりの費用がかかります。
まずは、借りるための契約金。
それも良い立地の店舗であれば、結構かかる事が多いでしょう。
最近は、から比べれば「保証金」「敷金」も高額ではない事も増えました。
そして、その後は店舗を作らなければなりません。
当然ですがお店の設備、造作は借主負担で行います。
様々な設備や、家具の配置。
イメージにあったお店にするためには、
それなりのデザインやレイアウトなども必要です。
業種によって必要な設備や家具など異なります。
費用もそれなりに費用が掛かる事になります。
もちろん、その費用は借主の負担であり、
商売をするために必要な経費です。
レイアウトなども決まったら
その造作、設備設置をする前に
どんな風にお店を作るのか、どんな設営をするのか。
工事をすることになるので予め貸主に届け出て了承をもらいます。
これも必須事項となります。
物件内に設置されている設備や造作。不要?それとも使う?
その工事を行うにあたり
場合によっては以前その店舗を使用していた借主が
残した設備や建具、看板などが残っている場合もあります。
借りる時点で、残されていたものが不要な場合。
貸主と話し合い、貸主に撤去してもらう。
或いは不要なものだけ自分で撤去して下さい。
という事もあるかもしれません。
逆に、元々あった設備や造作をそのまま使用したい。
という事もあるでしょう。
おしゃれだからそのまま使いたい。
或いは、出来るだけ費用を抑えたいから
使えるものは、とりあえずそのまま使いたい。
そんな事もよくあります。
ただ、もしそのまま利用する場合であっても、
その維持管理は自分で行うのが基本となります。
途中で造作・設備に不具合が生じる事があったとしてもです。
それが事業で借りる物件の基本です。
残置物扱いとなるものは維持管理は借主が行う
エアコンがついていたから、丁度よいので使う事にした。
でも、数年使っていたら壊れてしまった。
ついていたエアコンなのだから、貸主さん交換してください。
という事は基本駄目である、と思って下さい。
ドアや窓も前の入居者が取り付けたものだった。
でも、そのまま使っていたとします。
契約時に、その説明を聞いたうえで利用していたのであれば
それも、残置物を利用していた、という考え方になるでしょう。
まして、借主が自分で開業時に行った改造、設備などは
もちろん、借主が自分で修理したり維持するのは当然なのです。
ここが、住居用の賃貸物件の考え方と大きく違うところなのです。
もし、雨漏りや建物全体の問題。
上下水道の故障、配管の不具合など
借主のせいではない場合は、もちろん貸主が負担する。
というのが基本の考え方です。
居住用と事業用の考え方の違いを理解しましょう。
賃貸物件でも住居としてであれば
すぐ住めるように、リフォームされクリーニングもしてあります。
貸主が設置してくれたエアコンであれば
不具合があれば修理もしてくれるでしょう。
それは全て住むためのものだからなのです。
住居用の賃貸なのか
事業用の賃貸なのか。
特に初めて開業しよう、
と店舗を借りた方などは、
その違いは理解しておくようにしましょう。
特に居抜き物件というように
店の状態のままかりる場合も同じです。
あくまでも現況のままが基本ですが、
もし、不具合や壊れている所があったとしても
借りる側の責任になる可能性が高いと思います。
いずれにしても、契約前にどういう条件なのか、
きちんと確認をしておきましょう。
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