植物が元気になる季節。枝葉は道路や隣地へ伸びていませんか?
暑くなってくると、植物たちは元気一杯になります。
街中にあふれる緑は、見ていても気持ちの良い物。
木陰を作ってくれたり、花を咲かせたり。
コンクリートに囲まれた無機質な街を比べると
とても心休まる光景です。
でも、元気な緑には時々悩まされる事もあります。
周囲まで枝葉が伸びると周囲の迷惑になります。
植物の元気になるという事は、
雑草も元気になるし、木々の枝も伸びていきます。
こんな場合は、手入れをしなくてはなりません。
自宅の小さな庭であっても、雑草の手入れは大変。
でも、自宅の敷地内であれば
迷惑はかからないでしょう。
ところが、伸びすぎた枝木が道路上や隣地にはみ出してしまう。
そうすると、周囲には大変迷惑となります。
中には、張り出した枝葉が道路上に覆いかぶさったり
通行の妨げになる事すらあります。
私有地からはみ出している樹木等は、土地所有者に所有権があります。
道路に伸びた植木。交通事故の原因になる可能性もあります。
この道路にはみ出したり、隣の家から伸びてきた植木
これは昔から問題になっています。
私有地からはみ出している樹木等は
土地所有者に所有権があります。
その為邪魔だからと言って、勝手に切ったり出来ない。
これがトラブルの原因となることが多いのです。
道路上に限っていえば、
信号がよく見えない、
歩行者や車の通行の妨げになる。
などは、社会問題となります。
令和5年の民法改正によって、場合によっては
切る事が出来る、となりました。
それでも、まずは所有者に越境した植木などを
切ってもらうよう依頼しなくてはなりません。
もし、これが原因で事故でも起きてしまうと
所有者の責任になるかもしれません。
伸びすぎた植木は所有者が管理する義務があります。
いずれにしても、
所有する植木が伸びるなどして
迷惑をかけないよう、きちんと管理する必要があります。
実際、曲がり角にある家の植木が道路に茂り
よく確認できなくて困ったりします。
越境した植木の根は、勝手に切る事ができるのですが
基本的には枝は勝手に伐採できません。
最近は空き家も増え、道路まで植木がはみ出している。
という状況もよく見られます。
ご自分の植木が周囲に迷惑をかけていないか。
よく注意し、管理されるのが良いと思います。
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