陽当たりの良いバルコニー。使い方に注意が必要
マンション、アパート等のバルコニー。
明るい陽射しが入れば
とても気持ちの良いスペースとなります。
南向きで陽当たりが良ければ尚さらです。
最近は、洗濯物も外に干さない、なんていう人も増えてはいます。
それでも、お日様の下でふかふかになった洗濯物・お布団。
とても気持ちが良いものです。
また、植木鉢を置きたいと思うかもしれませんね。
ただ、使い方には注意が必要です。
バルコニーは共用部。消防法にしばりもあります。
もともと、ベランダのバルコニーなどは共用部です。
ただ、入居者がそのバルコニーを利用するのは
問題はありません。
ただ、バルコニーは共用部で消防法上も
簡単に動かせないような重いものや大きなものを置く。
それは、禁止されています。
鉢植えのお花などをちょっと置く。という事は禁止されていません。
そのちょっと置く、ではなく、重いプランターを置き
簡単に動かせないのはNGとなります。
また、そのプランターに長年にわたり
たっぷりお水をあける。
という事も、あまりよくないのです。
植木鉢のお水と土がバルコニーにあふれている。
特に、防水塗装がきちんとされていない建物であれば
尚更です。
長年バルコニーに植木鉢をたくさん置いて
そこに毎日かかさず、たっぷりとお水をあげる。
そんな事をしている内に、植木鉢からあふれたお水がバルコニー浸透。
更には、植木鉢の土も流れ排水口をふさいでしまう。
実際、土が排水口に詰まり、尚バルコニーには
水が溜まってしまうのです。
そして、詰まった雨水や水は階下への水漏れの原因となります。
鉄骨で出来ているバルコニーの場合。
ひどい場合には鉄骨が腐食してしまうかもしれません。
実際に、腐食の進んだバルコニーから階下への水漏れが起こった。
という事例も確かにあります。
防水施行は必要ですがバルコニーは自由に使うと問題になります。
もちろん、建物の所有者がきちんと防水施行をする。
それは当たり前の事です
でも、排水口の泥を取り除く。
植木鉢から泥を流さない。
鉢受を置かずに水をあげる。
ちょっとした事ですが
大きな事故をふせぐことになります。
また、バルコニーには動かせないような重い物を置かない。
(物置など)
これも絶対に守って頂きたい事です。
バルコニーは建物の避難路にもなります。
借りているから、自由に利用できるのでは
ありません。
バルコニー付のお部屋。
使い方に気をつけましょうね。
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