株式会社あすかハウジング
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2020年07月25日
ブログ

転勤中に賃貸に出した自宅。自分の家であっても帰る事ができない。

昭和49年に新築で購入されたお家です。

20年程前にお仕事の関係で通勤できなくなりました。とりあえず貸家とされ、ご自分たちも勤務地近くに賃貸マンションを借りました。

いずれ、帰ってこられるつもりで、契約時に立退き料等は支払わないとの約束でお貸ししました。

ところが、定年になり借主に賃貸借契約を終了したいと申し出ましたが、結果はNO。

契約した当時は、今のように定期借家契約が普及していません。その為、貸主も自分の家であっても、簡単に契約を終了できません。

借りているマンションのお家賃の方が、入ってくるお家賃より高い。

貸主も大変です。

 

10年間貸したまま。帰れない貸主は新たに家を取得しました。


賃貸借契約を締結した当時。

立退き料は出しません、と契約書に記載がしてあっても普通賃貸借契約でした。

借主の居住権は守られています。借主もお金が無いから出て行けない。

弁護士を5人雇っているなど言われたり、暗に高額な立退き料の要求でしょうか。

そう言われても高齢になられた貸主様はお願いするしかなかったのです。

結局、貸主様は戻る事をあきらめ、それまで借りていた場所の近くでマンションを購入されました。

 

傷みがひどくなった家の修理を要求する借主。直してあげようとする貸主。それなのにーーー

貸していた家は、外から見てもひどい状態となっていました。
ベランダが落ちそうになったり、
床が抜けたり、外壁の板は剥がれたりーーーー
危険でもあります。

もちろん、貸主はお貸ししているのだから、きちんと修理します。
と言われていました。
更新契約の度には、修理して欲しいと必ず要求されます。
ベランダなどは、危険でもあるため修理も急ぎました。

室内の床抜けもひどい状態。
でも、直す為にはおいてある山のような荷物をどけて頂かなければなりません。

すると、荷物の片付け代も出してくれなどと言われます。

当然、そんな事は出来ません。

じゃあ、自分である程度は片付けるから、と言われます。
片付けたら連絡する。と言う借主。

ところが、その後何の連絡もありません。
修理日程を決めようと連絡しても全く返事がありませんでした。

そして、そんなやり取りは、更新契約の度に繰り返されました。

ようやく解約の連絡が。帰って来たのは、ボロボロになった家でした

そして、10年後のある日。
遂に借主から解約するとの連絡が来ました。

明渡しの日伺って室内に入ってみると。
それは それは ひどい状態でした。
まるで廃屋のようでした。

正直言って、良くこの状態で暮らしていたと思います。

更新のたびに 繰り返された修理依頼。
修理しようとしても協力しない借主。
そして結局修理はできない。

そのトラブルの無限ループ(?)がやっと終わりました。

貸主様が解約した後に言われた言葉。

根競べでしたね。

高齢の貸主様にとって、ようやく肩の荷がおりたでしょう。
本当にほっとした出来事でした。

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