6月は浸水対策強化月間。家庭でも浸水への備えが必要です。
都市部で近年集中豪雨により浸水被害が増えています。
東京都では6月を浸水対策強化月間と位置づけていて、家庭で浸水への備えをするよう呼びかけています。
家庭でできる浸水の備えとして
雨水ますや側溝の植えに物を置いたり、ゴミをいれない。
というものもあります。
雨水ます というのは多摩地区などでは、雨が降った時には一旦各家庭などの敷地に設置されている雨水ますにためて地面に浸透させる役割があります。
その雨水ますや、側溝の上に物が置かれたり、ゴミが溜まったりしていると
当然、降った雨水が流れ込まなくなってしまいます。
ですから、まず小さな一歩として各家庭でも気をつけて欲しいということですね。
側溝にゴミを落としたり、タバコを捨てるなど知らない内に行っている行為も危険だと言う事ですね。
都市型水害の被害。西東京市内の道路冠水にも注意
都市型水害(集中豪雨)も、想定外の被害が増えています。
西東京市などでは、下水道の多くは1時間の雨量が50ミリを基準に計画されているそうです。
最近の雨量は、この基準値を超えることも予想されますね。
更に、都市部ではコンクリートなどで覆われた地面が地下に浸透しないので、下水道や河から溢れて大きな被害をもたらしています。
西東京市内を走る幹線道路 新青梅街道や、その一本北側を並行して走っている道路などは、大雨や雷雨時には良く道路冠水被害が出ています。
大雨が降っている時などは、このあたりの道路を走る場合は十分注意が必要だと感じています。
地下室なども危険なので、日頃から点検を
道路が冠水すると、危険なのが 地下室です。
道路から一気に地下室に流れ込む危険があります。
ですから、そのような時は出来るだけ地下室や半地下室に入らないなどの注意も必要です。
また、半地下の駐車場も日頃から排水設備の点検などをしておくと良いですね。
これから、梅雨を迎え更に台風なども増えてくる季節です。
この機会に側溝などだけではなく、屋根の雨樋などもゴミが詰まっていないかなど見ておくと良いと思います。
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