消費税増税への対策の一つ【プレミアム付商品券】という制度があります。
令和1年10月1日から消費税の増税が予定されています。
平成元年4月から始まった消費税。当初は3%でしたが、その後5%、そして8%と上がっていき、ついに10%にまでなります。
消費税増税になると、消費の落ち込みが予想されます。
政府はその落ち込みを予防する為に色々な策を講じようとします。
その一つに【プレミアム付商品券】という物があります。
ご存知の方も少ないのではないかと思います。
ただし、この制度は消費を刺激するというのではなく、あくまでも低所得者や小さな子供をかかえた世帯への影響を緩和するという意味合いです。
プレミアム付商品券というのはどんなものでしょうか
プレミアム付商品券とは地方自治体が発行する商品券25,000円分を20,000円で購入できるというものです。
全ての地方自治体で発行している訳ではありませんが、西東京市ではこの商品券を発行します。
西東京市の商品券は500円券10枚が1セット。50,000円相当分が4000円で購入できます。
ただし、この商品券の購入上限は5セットまで。25,000円相当分までです。
上限まで購入すると、5,000円相当がお特になるというわけです。
この券の発行は地方自治体ですが、プレミアム分は政府が負担しています。
ただ、この商品券は誰でも購入できる訳ではありません。
商品券が購入できる対象者の条件
消費税が増税されると、所得が低い世帯などには大変負担が重くなります。
そこで、この商品券の制度が実施されることとなったのです。
その為、この商品券を購入できるのは
〇 今年度の住民税が課税されていない方。
〇 生活保護受給者
〇 3歳未満のお子さんのいる世帯
(平成28年4月2日から令和元年9月30日までに生まれたお子さん)
お子様一人につき25000円まで購入できるので、お子様が2人いる場合は
5万円まで購入できます)
この内住民税非課税の方や、生活保護受給の方は購入するにあたって申請が必要です。
3歳児未満のお子様のいる世帯に対しては、8月以降順次お知らせが届くそうです。
販売期間は10月1日から令和2年1月末までです。
プレミアム付商品券はどうやって利用するのでしょう
商品券の使える場所はどこでしょう。
これは発行するのが地方自治体なので、その市内で取扱店として登録された店舗のみとなります。
販売は令和元年 10月1日 から 令和2年1月末
利用期間 令和元年 10月1日から令和2年2月29日まで
です。
申請が必要な住民税非課税や生活保護受給者の方は8月からお知らせと申請書が送られてきます。購入される場合は受け取ってから11月30日までの期間に申請する必要があります。
子育て世帯の方は、9月以降 市から購入引換券が送られてきます。
もちろん、購入しない方はそのままで大丈夫です。
この商品券の発行1回で、消費税増税の大きな助けにはならないと思います。
でも、お得なものであれば利用するのも一つかもしれませんね。
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