せっかくオープンした介護事業。この時期大打撃を受けて辞めることに
介護事業の一環。
高齢者向けのトラベルサポートとして事業を始めた借主がいました。
高齢者は、なかなか介護する方がいないと旅行や買い物にも行けない。
そんな方たちをプロの介護士の方が専用の車で連れて行く。
高齢者の笑顔の為に、張り切ってオープンした方でした。
それが、このコロナウィルスの影響で大打撃を受けてしまいました。
会社を閉める、と告げられました。
高齢者と共に旅へ行こう。夢を与える為の事業でした。
当初の目標である旅行へ行く。
これは、どうしても24時間プロがサポートし専用の車を出すので少々高額でした。
身内でも、旅行へ連れて行くのはハードルが高く、なかなか実現できません。
それを安心して任せられるのは、高齢者にとって何物にも耐えがたい楽しみ、喜びだったと思います。
旅行まで行かなくても、お買い物に同行してあげたり散歩に同行したり。
決められた介護計画以外にも自由に対応できるサービスです。
大手ではないので、地道に福祉事務所とタイアップしたりしながら
頑張っていました。
でも、その頑張りも限界になってしまいました。
キャンセル続きで遂に家賃も払えなくなりーーー
何と言っても高齢者は危険。
と真っ先に広まりました。
当然次々と入るキャンセル。
今月ようやく1件だけ仕事があったけれど、それから先は全く仕事なし。
お家賃が払えません。
と事務所解約の申し出がありました。
頑張ってきた姿をいつも見ていた当社。
とても悲しい気持ちです。
今、世の中にはこのような方がたくさんいらっしゃるでしょう。
東京都の補償がわずかでも命綱になればよいのですが、
現実は本当に厳しいはずです。
一刻も早い終息が見える事が待たれます
今、大きな規制をかけて、早めの終息をはかるしかないのかもしれません。
一日 一日の収入が断たれた方たちは、死活問題なのも確かです。
でも、長期間の自粛より早く終息を目指すため
自分たちも協力するしかないのかもしれません。
このトンネルを抜けて、また新しく頑張ろうと事業を始められる時が来ることを
祈ってやみません。
関連した記事を読む
- 2024/11/20
- 2024/11/19
- 2024/11/18
- 2024/11/17