ドアを開けると、空室一面に虫の死骸が!
空室期間が長いお部屋。
ドアを開けると、一面に小虫が飛んでいる。
床一面にはその虫の死骸がびっしりと広がっている。
こんな、恐ろしい?光景に出会う事がままあります。
賃貸物件あるあると言えると思います。
長期間空室。排水管からたくさんの虫が発生
この小虫の原因は、排水口や排水管です。
排水管は、洗面台の下や流しの下などをご覧になると、U字のように曲がっているのを
見たことがあると思います。
この曲がった部分に、下水からの空気や虫が侵入しないように、水が溜まっているのです。
それが、長期間使用されていないと(空室である)その水が蒸発してしまうのです。
いつも使用しているのであれば問題はないのです。
その水が蒸発してしまうと、下水配管から悪臭がしたり虫が発生したりするのです。
その虫は、あっと言う間に大変な数になります。
そして、部屋の隅のあたりにチリのように積もります。
空室を見ようと、ドアを開けた瞬間
床一面に虫が散らばっている。
そんな場面を見る事になります。
最近少なった小虫の広がる空室。でも、まだまだあるようです。
最近は、排水口の入口にサランラップで蓋をしたり
色々対策を講じているところも増え
虫の広がったお部屋は、以前と比べると少なくなりました。
ですが、昨日ご案内で行ったお部屋。
玄関のたたきから、お部屋まで小虫が広がっている状態を久しぶりに見ました。
こんな状態を見たお客様はビックリです。
大変第一印象が悪いことになります。
虫を片付け、水を流したりすると問題は解決するのですが
そんな事は、お客様にとってはわかりません。
長期間空室であったのも確かですが、そのままの状態で放置されていたことも確か。
管理状態が悪いと思われます。
案内終了後、客付けを依頼されている不動産会社に報告しておきました。
間違いなく、お部屋を見ていないと思うからです。
見た方の印象は最悪!こんな部屋には住めない
その不動産会社さんは、管理会社ではないかもしれません。
大家さんから、頼まれて募集しているだけかもしれません。
虫の状況を説明しても、その担当者は理解ができないようでした。
せめて、一度見て大家さんに話をしてほしいと伝えました。
あの状態のままでは、せっかくお部屋を見に行っても決まるものも決まらないでしょう。
あの虫の片付けと対策は是非とも必要です。
虫が湧く前に是非、対策をしましょう
この対策として、最も簡単なのは水を流すこと。
排水管の中の水が蒸発しないよう、時々水を流すことです。
それでも、夏場などは尚虫がわきやすくなります。
今は、排水管の中に予め、洗剤(薬剤)を流し蒸発を防ぐやり方もあります。
それほど、高いものではありませんが(1万円程度)
管理の手間も省けます。
また、管理会社によっては、排水口をサランラップなどで全て塞いでいるところもあります。
排水口は、流し・トイレ・風呂場・洗面所など数か所あります。
そのどこからでも、虫が発生したり悪臭が発生する可能性はあります。
お客様が、びっくりしないよう是非排水口対策を取る事をお勧めします。
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