敬老の日にあたり、年配者のための住宅を考える
今日は敬老の日。
皆様も新聞、ニュース等でご存知と思いますが65歳以上の方が全人口の27.7%にのぼったそうです。
女性だけに限れば30%にもなります。
年々その比率は増え続ける事になります。
街を歩いていても、お店に入っても肌で感じます。
賃貸住宅を探されている方も多いのですが
ここ、数年以前と比べてもこんなお問い合わせが増えています。
80歳以上のご夫婦ですが、入居できますか?
75歳ですが、お元気です。収入は年金でかなりあるそうです。
正直言いますと、お部屋をご紹介するのは大変難しいです。
民間の賃貸住宅の場合、現在お元気なのはもちろんですが、これから先何か起きたときに困る、とオーナーは心配になります。
出来れば、お断りして下さい、と回答されます。
対応できるケースが、あるのでしょうか
1.民間の場合は比較的近くに、お身内の方がいらっしゃる。様子がすぐわかる状態で
あること。
息子さんの家が近くにあるのですが、狭さや完全な同居はお互いにきづまり。
でも心配なので田舎から出てきて、すぐ近くでアパートを探した方がいらっしゃいました。その場合、オーナーにご説明をし無事入居できたケースもありました。
2.60歳台、70歳前半くらいまでで、まだお仕事も出来ている。
リタイア後でお元気に仕事が出来ている状況。ご本人と面談の上ご入居頂いたケースもありました。
当たり前ですが、出来れば苦労しない
ご家族が近くにいない。収入も、それほどない。年齢も高い。
この状況で民間の賃貸をお探しになるのは、大変困難です。
なので、逆にお身内のお近くを探される。
収入や貯蓄などがあるのであれば、年齢や保証人不問のUR賃貸に入居できます。
収入が余り無い場合などの場合、都営住宅、市営住宅などを早めに申込されるのも大切です。 直ぐに入居できない場合もありますから。
誰にでも起きる問題です。早めに考える必要があります。
80歳代になってから、70歳を超えてから 賃貸住宅を探すのは本当に大変です。
入居した時が、まだそれほどでも無ければ、そのまま入居してご年齢を重ねられるのであれば、大丈夫なのです。
お年を取られたので退去してください、なんて事は一般的にはできないのです。
ですから、早めに考えて下さい。
誰でも年をとるのですから。
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