2017年09月19日
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今問題の空家対策って何でしょうか
9月15日に空き家対策のセミナーがあり、参加してきました。
今回は、小平市における空き家対策の実情です。
最近、街を歩いていても明らかに人が住んでいないと思われる一見して荒れた状態の家を見かけます。
理由はいろいろですが、やはり相続の問題が多いようです。
放置されたままの家は、建物の劣化、腐食による危険性、草木が繁り害虫・害獣発生などによる近隣からの苦情や、防犯上でも危険であると様々な問題が起こっています。
空家はなぜ生まれるのか。
建物は41年から50年前のものが多く、所有者の年代は70歳から80歳代の方が多くなっています。
空家が生まれる原因の多くは
賃借人の退去(賃貸にしていた)
別住居への移転 などです。
年代的にも同居する家族がいなければ一軒家に住み続けるのが困難になり、ホームへ入居するなど様々な理由から、建物がそのままとなっているケースです。
そして空家となっている期間はいずれも1年以上から5年、10年未満となります。
維持管理に関しては自ら行っていることになっています。
利活用については費用がかかる為、売却や更地かの意向も見られませんでした。
家の解体
解体するにも費用がかかる
空家
空家の活用
空き家対策特別措置法って具体的に何が変わる?
平成27年5月に空家等対策の推進に関する特別措置法という法律が出来ました。
わかりやすいところでは、土地の固定資産税は建物が建っていると軽減措置として
200㎡の土地であれば 6分の1に軽減されていました。
その為、建物を壊して更地になると固定資産税が高くなるので、そのまま使用していなくても建物を残しておこうと考える方も多くいました。
そこで、倒壊の危険があるとみなされる建物は、特定空家として指定され、そのような建物については軽減措置から除外されるという事態も出てくるようです。
また、撤去、修繕などの是正命令も出されることがあり、従わない場合 ペナルティーもあります。
市町村では、空家に対する調査を進めている段階ですが、
その為の対策は、また次回
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