木造2階建て良くある古いアパートでしたが
オーナー様は、亡くなられたお父様からこのアパートを引き継がれました。
2Kの4戸という物件でしたが、2階は前の入居者が出てから8年も空いていました。
1階は2部屋入居していましたが、1部屋も入居者が病気で退去し1部屋のみとなっていました。
正直、全く手付かずの古いお風呂や、畳の和室、木の雨戸のまま。裏の畑からの土埃で靴を脱いであがれないほどでした。
改装前のアパート。募集しても借り手がいない?
このアパートどうしますか?
こんな状態でしたが、このアパートはどうしたら良いか。
そのために、三つの選択肢がありました。
1.売却してしまう。
2.取り壊して建て直す。
3.直して使用する。
オーナー様のご希望としては、まずお父様から残されたアパートは売りたくない。
まず、そこからお話は始まりました。
○建て直し
建物の状態は、あまり良いとは言えないため建て直したいとまず言われました。
見積を取ってみると、まず解体から始まり整地、新築となり費用的には大分かかってしまうことがわかりました。お考えのご予算をはるかにオーバー。
そこで
○リフォーム、リノベーションで対応しては。
消去法でいけば、そこに行き着きました。
いざ、リノベーションへ
まず、外壁塗装、屋根葺き替え、2階廊下の洗濯機置場撤去、駐車場の整備と外側もきちんとやりかえます。
せっかく内部をきれいにしても、雨漏りしたり錆びていたりではガッカリです。
そして、2Kのお部屋は水周りは最新の追炊き付システムバス、トイレ、シャンプードレッサー、室内洗濯機置場、クローゼット、キッチンセット交換など設備も一新。
重い木の雨戸は、何と雨戸シャッターに交換しました。
仕切りを取ったお部屋は 何と焼く15帖のワンルームに変身!
リノベーション完成!さあ、募集。 無事、満室に
室内はもちろん外壁、外構のリノベーションも終わりました。
建て直しをしていたら、費用は倍かかっていたところですが、オーナーさんも無駄に費用をかけないよう、ゴミステーションは自分でホームセンターで調達したり、アパート名はご自分で塗装やさんを手配したりと頑張りました。
そして、よみがえったアパートは年末からお正月を挟んだ時期にもかかわらず、12月から2月初めには満室!!
この物件は、築年数も問題でしたが、実は少々駅からも遠く歩くのは大変で、バスが自転車が必要でした。そんな事で、オーナーさんも募集については心配されていました。
賃料も余り相場とかけ離れないよう、礼金も取らないなどご協力頂きました。
入居者も良い方たちに入って頂き、オーナーさんも喜ばれ
嬉しい案件となりました。
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