株式会社あすかハウジング
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2021年08月12日
ブログ

鉄の腐食が進むマンション。階段に穴!」

鉄部が大変錆びてしまったマンション。
入居者から階段に穴が開いている!
と連絡がありました。

以前鉄部塗装を行ってから既に10年以上経過しています。

でも、その割にはかなりひどい状態となっていたのです。


大規模修繕がされていなかった建物は10年前初めて手を入れましたがーー

実際修繕後10年で、それほどひどくなってしまう。
と言うのは、当たり前ではありません。

実は、当時その物件はかなりひどい状態。
分譲マンションなのに修繕積立金もなく
修繕しようにもその費用がなかったのです。

その時点で既に鉄部の錆びがひどく、塗装もされていませんでした。
でも急を要するので、所有者から臨時で費用を徴収し何とか工事をしました。

でも、長い間に腐食が進んでいた鉄部は
完全に治せる訳ではありません。

それ以後も少しずつ腐食が進んでいたのです。

更にその時は、費用も足りず
ベランダ内部防水工事は行えませんでした。

ベランダには、その後もたくさんの植木を置かれ
毎日撒かれる水などで、内部に水が浸入。
鉄の壁柵など錆びで膨れ上がり
大変危険な状態となっていました。


階段に穴!ベランダは崩れ落ちそう

マンションの入居者から連絡があったのは
ベランダと同じように腐食の進んだ階段の鉄部の事でした。
階段の天井も錆びが進み
その崩れた錆が階下にボロボロと落ちていたのです。

その連絡を受け改めて、建物全体を確認しました
外壁の塗装は、まだ大丈夫なようでした。
でも、屋上の防水は剥がれ落ち、
階段・柱、ベランダ。
鉄が使われている場所は、全て腐食が進んでいました。

今度こそ、ちゃんと大規模修繕を行う必要があるようです。

10年前にはお金が無かったマンションですが
今回は何とかなりそうです。




問題が起きた時に所有者で自治会を結成。修繕積立も始めました

このマンションは、その問題が起きた時
所有者が集まって自治会を結成。
管理費・修繕積立金の徴収をする事も決定
その後も定期的に、会合を開き問題点を話し合っていました

ようやく、マンションらしい形態を整えていました。

どころが、この1.2年はコロナの影響で会合を開けませんでした。

でも、修繕積立金はコツコツと貯めていました。

だから今度はちゃんと修繕積立金で工事ができそうです。
工事業者に見てもらい、数社から見積もりを取り検討。

そして、集会は開けませんが所有者全員に
こちらから、現状の写真、見積もり、工事内容を
連絡しました。

費用も抑えはしましたが、
何とか必要な工事は予算内で実施出来るようです。


貯めた修繕積立金。工事も安心して出来ます

実は、調査してもらったところ
建物の状況は見た目以上にひどかったのです。

何と言っても、外から見ても心配になるベランダ
床の下は鉄で組まれ、立ち上がりの壁も鉄
その上に床が敷かれていたのですが
防水が切れていた為、床の鉄も壁も腐食が進んでいました。

その為鉄の板などを注文して補強する事になりました。
階段の天井や、柱も補強する必要があります。

更に、足場も組むので
この際外壁の塗装や屋上防水も全て行うこととしました。

10年前に、所有者全員で集まり話し合い
それから、毎月毎月コツコツとお金を貯め続けました。

普通の分譲マンションなら当たり前のことです。
でも、管理組合すらなかったマンションが
こうやって、安心して修繕も行えるようになったのです。

小さなマンションだからこそ、出来た事ではあります。
でも、普通の事が普通に出来るようになったのは
結構すごい事かな、と思います。

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