鉄骨に穴が空いてしまった建物。全ての補強工事・防水工事が完了しました
ベランダの床、鉄柵、階段の鉄骨の柱など、
マンションの建物全体の鉄部の腐食が進んだ建物
鉄骨の補強工事、防水工事、塗装工事を開始する事になりました。
工事を始めてみたら、思っていた以上に傷んでいたのです。
腐食した鉄骨には、同じ太さの鉄骨で補強していきました。
発注していた鉄骨が足りなくなり
追加しながら、行った工事
それも完成し、腐食していた箇所がわからないほど
きれいになりました。
腐食した鉄部は倍の太さになりました!
鉄骨階段の柱や天井は腐食により
穴が空いていました。
もちろん、このままでは腐食が進み強度が保てません。
ベランダの床と柵も鉄でできています。
それも、鉄柵も建物の角にあたるところは
雨風が当たるため
傷みがひどく、ようやく繋がっているような状態でした。
ベランダの床は、剥がしてみると底の部分は
やはり腐食が進んでいて
抜け落ちる危険性もありました。
鉄骨階段は、同じ太さの鉄骨を作り
元の鉄骨の錆びを落とし溶接でつなげ
倍の太さの柱としたのです。
同じように、ベランダの床の鉄部にも
上部に新しい鉄の床を置き、同じようにつなげていきました。
こうして、鉄部の補強工事は以前より頑丈なものとなりました。
一番問題となっていた、鉄部の腐食問題はこれで
無事解決できました。
後は屋上の防水工事です。
屋上も陸屋根というコンクリートの平らなもの。
そこは、当然防水工事が必須。
以前の塗装工事の時同時に屋上防水も行っていました。
ですが、当然その防水もすっかり切れて
防水が剥げてしまっていました。
そこも、きれいに防水を行いました。
屋上部は普段目にすることが無いので、
なかなかその状況がつかめません。
大規模修繕を行う時に確認してみると
初めてその状況がわかる事が多いようです。
今回も全く防水が切れている事が判明。
併せて、防水工事も施工したのです。
かなり、大規模な工事となりましたが
今回、良い業者に恵まれました。
そして、長い間皆さんで貯めていた修繕積立金が
工事費用に足りた事。
かなりきれいに仕上がりました。
きれいなだけではなく、安心を得る事が出来たと思います。
住民の方からも
「これで安心して暮らせる」
とてもきれいになったと喜んで頂けました。
まず、暮らすのに安心できるのが一番大事です。
無事に終わり本当に良かったです。
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