いらない地方の土地。どうにかしたい。
地方に所有している土地
活用することもできず、そのままとなっています。
先祖代々受け継いだ山林や農地でもなく
不動産バブル時代に造成された土地です。
所有してはいるけれど、利用価値もなく
ましてや、売る事もできずそのままとなっていた
土地がありました。
不動産バブル期に思わず購入。利用する事はない
不動産バブル期は、我も我もと
地方の土地すら売れた時代です。
都心の土地は高くて手に入らないけれど
地方の土地ならそこそこで手に入りました。
購入した当時は
現役で働いている間は、そこに住むのは大変。
でも、リタイア後にでも
のんびり暮らそうか
そこで読書三昧も良いかも
そんな気持ちで買ったのです。
でも時代が進むにつれ、
地方はますます過疎が進みました。
その購入した土地の周りも広い分譲地なのに
たった数軒の家があるだけ。
一日に数本しか通らない鉄道の小さな駅
その周りには商店すらありません。
そこに、高齢になってから住む
なんて考えられない所でした。
田舎暮らしにもそぐわない中途半端な造成地
最近は、田舎暮らしにあこがれて
都会からリタイア後のご夫婦が移り住んだり
若いカップルが暮らす。
なんていう事もあるようです。
でも、移住をするような場所は
農地や山があったり、自給自足ができるような場所だったりします。
海の近くで気ままに暮らす。
そんな夢の持てる場所なら売れることもあるようです。
地方自治体が移住者を募集し、色々便宜を図ってくれる
という事すらあるようです。
ところが、逆に山を切り開いて作られた分譲地
畑ができるわけでも、田舎暮らしが満喫できるような場所
という訳でもありません。
高齢になった所有者は、先を心配して
処分したいと長年考えていました。
あちこちで売りに出されているけれど、一向に売れない土地です
その分譲地は、空き地のままが殆どで
同じように売りに出されている場所が多数。
金額なんてあってないようなものです。
でも、固定資産税や管理費などは毎年きちんとかかります。
使い道のないと思われる土地は
なかなか売れませんでした。
後継者もない所有者は、先々がとても心配。
後に残る人に迷惑をかけたくないのです。
売却にかけてから何年も経ちました。
段々心配になった所有者は
何年も行っていなかったその土地を訪ねてみました。
そして、近隣にある街の不動産やさんを探したのです。
詳しい地元の不動産会社に相談してみました。
数駅離れたところにある、街の中心地です。
そこで、地元の不動産会社に相談してみたのです。
すると、さすがに地元の会社です。
当然その土地については、よく知っていました。
放置されたままの区画や、売却にだされている土地の事も
わかります。
まれに、売れる事もあるよ
という話を聞いて、そこに売却を依頼することにしました。
2年位の間には売れるかもしれない
と言われ、それでも良いと喜んでいた所有者でした。
何とすぐに売却できました。やはり地元が強いかも
ところが、依頼してから一カ月足らず。
何度、その土地を欲しいという人が出たのです。
実は、その所有者の土地は数区画所有していたので
他の土地より広かったのです。
そこで、地元の建築業者が資材を置いたり仕事をする為に利用したい
というものでした。
正直売却代金はタダ同然。
それでも、諸費用位は出してもらい
お礼金位もらえることになりました。
本当にただただ、処分したい
と思っていた所有者は大喜びでした。
今後の事を心配しなくても済む
それだけでも、ホットされたようです。
地方の土地などは、やはりその地元の会社に
相談すると、解決できることもあるようですね。
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