固定資産税。私道部分の税金を払っていませんか?
毎年5月以降には固定資産税の納付通知、
また、源泉徴収で支払っていない方には、市民税の納税通知。
など様々な税金の納付通知書が送られてきます。
住民税などは、源泉徴収されているサラリーマンの方などは、
あまり気にならないかもしれません。
固定資産税については、銀行引落にしていても
通知書がくるので、また税金か。
とため息をつきたくなりますね。
固定資産税。
その通知書を、ちゃんと確認していますか?
意外に確認していない固定資産税の納税通知書の中身
固定資産税は、新しく不動産を購入した方など。
気にして確認する事も多いでしょう。
ましてや、新築の建物だったりすると、
当初数年間は現在になります。
なので、余計税額が気になるかもしれません。
ですが、以前から所有している不動産。
その固定資産税については、意外に気にしてないのではないでしょうか。
毎年、それほどの変動が無い。
3年に1度の評価替えで税金が見直されたとしても、
大きな変動はない。
そう思って、そのままにしている方も多いでしょう。
口座引落で支払っていたりすれば、猶更でしょう。
でも、もし以前から所有している土地に、
私道持分があるような方。
ちょっと確認した方が良いかもしれません。
所有されている土地は私道に面していますか?私道は分筆されていますか
昔から持っている土地。
その前面道路が私道。
建物を建てる為には、土地が道路に面している必要があります。
その為、農地だったところに道路を作り、
宅地を作って、何軒もの家を建てます。
その私道の取り方ですが、
私道なので、敷地の所有者が所有権を持っている事が殆ど。
ただ、私道部分の土地と建物を建てる土地を
分筆と言って、ちゃんと分けてあるかが問題なのです。
道路として利用する土地は、基本的に税金がかかりません。
きちんと道路部分と敷地部分が分かれていれば、
問題ありません。
でも、昔の土地の中には
敷地の一部が道路になっていて
きちんと土地を分筆していない場合が良くあります。
その場合の税金が問題なのです。
道路は基本的に非課税になる事が殆どです。是非確認を
外からみたら、ちゃんと道路と敷地になっています。
なのに、登記上は一つの土地になっている。
そんなやり方が昔は、結構あったのです。
そうすると、土地に対する固定資産税が、
道路部分にも課税されている。
そんな事が考えられます。
そんな土地は隣近所も同じように道路を敷地を分けて
登記していなかったりします。
道路部分は非課税になるかもしれません。
それには一定の要件が必要にはなります。
それでも、ハッキリ私道として利用しているのであれば
是非、市の資産税課に相談することを
お勧めします。
来年度から、非課税になる可能性があります。
固定資産税の納税通知を見れば
土地が一つなのか、二つに分かれているか。
位は確認できると思います。
納税通知書に道路という部分があるのか。
それも是非確認してみてください。
固定資産税は毎年支払うもの。
是非、無駄に税金を払っていないか。
確認してみると良いと思います。
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