民間賃貸住宅の入居に困った方へ支援制度のご案内
近年高齢者・低所得者・被災者などが増加しています。
このような方が自分で住む家を見つけようとしても
実際には、かなり難しいのが現状です。
西東京市では、このような問題をふまえ「西東京市居住支援協議会」を
令和2年に設立しています。
住宅確保が必要な方へ、民間賃貸住宅への円滑な入居の促進にむけ
様々な取り組みを行っているそうです。
その活動の一つとして、家主や不動産会社を1件ずつ訪問する。
という地道な活動をおこなっています。
西東京市居住支援協議会。住み替えや新たな住まいを探している方のお手伝い
西東京市居住支援協議会の担当者の方が今日当社にもいらっしゃいました。
この協議会では、民間賃貸住宅の入居や居住継続に困っている方に
部屋探しのお手伝いをしているそうです。
高齢になり、今住んでいる家賃を払い続けるのが難しくなった。
今住んでいる家から転居する必要がある。
アパートの立退きを迫られているが次の転居先が見つけられない。
アパートを借りようと思っても、なかなか貸してもらえない。
こんな状況に置かれている方は実際に少なくないようです。
当社にも実際、お部屋を探しに来られる方に
高齢の方が少なからずいます。
ご年齢をお聞きすると、70歳代後半、80歳代など
独り暮らしをされるには、心配になる年代です。
貸主側からすると、
「何かあったらどうするの?」
と心配になるご年齢です。
最近は皆さんお元気な方が多いのですが、
それでも、体調を崩される事も多くなるでしょう。
その為、貸主からはお断わりが入ることが殆どです。
民間賃貸住宅に高齢者が入居するのは大変です。
民間の賃貸住宅であれば
貸主も一般の方です。
もし、何かあると困るから。と断られます。
それも仕方ない事ではあります。
誰でも、自分の大事な不動産に
言い方は悪いですが、出来るだけリスクになるような事は
避けたいと思います。
独りで80歳を超えてお部屋を探しに来られる方に
お断りするのは、正直心が痛みます。
色々な不動産会社に貸してもらえるか、と聞いて
ようやく見つけたとしても、本人が気に入らない。
そんな時仕方がないのですが、がっかりします。
借りたい方も、独りで探し回るのも
本当に大変な事であろう、と想像できます。
そんな方には、この居住支援協議会の
手助けを得るのも一つの方法です。
独りで困ったら、お部屋探しのお手伝いをしてもらえます。
西東京市役所の住宅課へ相談ができます。
そこで、独りで不安だった方に
不動産店や内見への同行など一緒に住宅を探してくれるそうです。
また、身内に頼る方もいない場合、保証委託契約のあっせんも行ってくれるそうです。
対象としては、市内にお住まいで民間賃貸住宅への入居者が見つからない方です。
引越費用など用意出来る事。電話をお持ちで連絡ができること。
緊急連絡先がいる事。
などが条件ですが
もし、費用が用意できないとか、暮らしに困る。
という方は、生活保護の受給などを考えて下さい。
問合せは 西東京市まちづくり部住宅課
西東京市居住支援協議会事務局
TEL 042ー438ー4052
保谷東分庁舎 2階になります。
住まい探しは簡単ではありません。
でも、相談できる場所がある事を覚えておくと良いと思います。
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