不動産会社の店頭図面で来店するお客様
それでも、駅前通りにある当社では、
お決まりでありますが、店頭に物件情報を貼りだしています。
今は、流行らない!
と言っても、不動産のチラシはついつい見たくな物の一つですね。
物件探しをしている、いないに関わらず、
通りすがりの不動産情報は面白いものです。
そして、店頭の物件のチラシを欲しい、
というお客様もまれにいらっしゃいます。
居住中の中古物件の内容が気になる。
店頭のチラシをじっくり読む。
若い方の場合、携帯でパシャリ。という姿もよくみます。
中には、図面をください。
と中に入ってこられる方ももちろんいらっしゃいます。
更に物件について質問される。
そんなこともあります。
そんな中で物件の住所。
マンションであれば、その部屋の号室を聞きに来る方もいます。
もちろん、売主がオープンにしている場合は、
それをお教えすることもできます。
ただ、まだ売主が居住中である場合など、
誰かれ構わず情報をお出しできないこともあります。
特に聞かれる事が多い中古物件の売却理由
マンションの号室や、現在の所有者の事を
根ほり葉ほり聞こうとされる方がいました。
もちろん、具体的に購入を考えられ
よければ内見もしたい。
という方には、それなりに対応をさせて頂きます。
中古物件の場合、よくお客様から出る質問の一つに。
「なんで売却されるのですか」
というものがあります。
もちろん、何か問題があるから売却するのではないか。
と心配になるのはわかります。
なので、お買い換えです、とか転勤です。
など差支えない程度でお答えはします。
売主の情報は知りたい。でも自分は名乗りたくない?
先日もこんなお客様がいました。
中古マンションの正確なお部屋番号や売却理由。
更には、売主の生活に関わる事まで質問されました。
売却理由も含め、色々気になるようなのです。
もちろん、具体的な話であれば調べ、可能な限りお伝えできます。
ところが、その場ですぐお答えができない事もありました。
なので、調べておきますので、後日ご連絡します。
とお伝えしました。
そこで、お名前をお伺いしたところ
一切答えられない、という返答なのです。
特に、ご住所や電話番号などは伝えたくなければ結構ですよ。
と、苗字だけでもよかったのですが、それもダメ。
と言われます。
もちろん、個人情報だから。
とか不動産会社の営業がうるさいから。
と思われるのであれば、理解はできます。
でも、売主さんの情報を細かく聞かれるのであれば
せめて、お名前くらいお聞かせ頂いてもよいのでは?
と思うのは当然だと思います。
お客様への信頼も大事な事です。
不動産という大きな財産の売買になります。
不動産を探す方は、もちろんご本人の承諾の元ですが
個人情報をお伝えいただく事になります。
売主さんの個人情報も同じです。
だからこそ、不動産会社は
その情報の扱いには慎重にならざるを得ません。
名前も名乗らない。不動産を探しているのか定かでない。
もしかしたら、その売主さんの情報が知りたいだけ?
と、こちらも慎重になるわけです。
「せめてお名前くらいお伝え下さい。
それも難しいのであれば、こちらも売主さんの情報をお教えできません」
とその場でやんわりと、お伝えしたのです。
不動産会社に突然飛び込んでこられるお客様には
色々な方がいます。
初対面の時の印象はあながち馬鹿にできないのです。
不動産という仕事では結構大事な事である、と思うのです
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