飛び込みのリフォーム営業に注意してください。
最近増えている高齢者を狙うリフォーム詐欺。
高齢者だけを狙っているのでは、ないかもしれませんが
特に在宅している高齢者がターゲットになりがちです。
当社も、リフォームについての相談を受けます。
様々な飛び込み営業が来るようです。
その中でも最近よくお聞きするのが、
「屋根修理」についてです。
屋根が壊れている、と言われて心配になりますが。
一戸建ての家に住んでいると、
突然業者が訪問してきます。
先日も当社で管理している貸家の入居者から
次のような連絡がありました。
「お宅の屋根が傷んでいる」
「このままだと、屋根瓦が落ちてくるので大変危険」
などと言われたそうです。
2階建の家なのに、下から見て「屋根の棟」(屋根の一番上)
が見える筈はありません。
屋根の棟瓦が割れている、というのは何を根拠に言ったのでしょうか。
現地で道路側から確認しても、とても2階の屋根は見えませんでした。
雨漏りもしていないし、風で瓦が落ちてきたこともない。
それでも、入居者は心配になって当社に連絡をしてきたのです。
もちろん、本当に瓦が割れているのなら
当然修理は必要です。
瓦が落ちてきたり、雨漏りしているのであれば
ちゃんと、確認し修理は行います。
その場合でも、当社で信頼できる業者さんに依頼します。
飛び込みだから、詐欺である。
とは言いませんが、少々怪しいと思うのです。
もちろん、その時は断ってもらいました。
屋根の様子は自分でわからない。不安をあおる営業。
更に、高齢の大家さんのお宅にも、
屋根が壊れているという営業が来たそうです。
とりあえず、その業者は断ったけれど
心配になって当社に連絡してこられました。
でも、そのお宅は先日足場をかけて建物の塗装を行っています。
足場をかければ、屋根の様子も見ることが出来ます。
その時点で、確認しているのですから
屋根にものぼっていない業者に
屋根の様子を確認できる筈がないのです。
こんな風に、詐欺まがいの営業は注意が必要ですね。
誰かに相談してみたほうが。最悪クーリングオフ制度も利用できます。
悪質な業者の場合
屋根に上らせてくれ!
と言って、屋根瓦を壊して写真に撮り、
その写真を見せる。
というようなケースもあるそうです。
更に契約を急がせたり、強要したりする場合、
まずは断ってください。
出来れば、信頼できる方に相談をしてほしいと思います。
もし、うっかり契約書にサインをしてしまっても、
8日以内であれば、クーリングオフという制度もあります。
契約を解除できる制度です。
私も以前、親族がお風呂の営業に来られ
契約してしまったという事を経験しました。
お風呂が漏っていて、床下が腐っている。
と言われたそうです。
知っている業者に調査を依頼してみたら、
何も問題がなかったのです。
その時は、やはりクーリングオフ制度を利用し解約しました。
まずは、飛び込み営業には十分注意してください。
関連した記事を読む
- 2024/11/20
- 2024/11/19
- 2024/11/18
- 2024/11/17