電気代高騰。でもエアコンの利用は必要
年々暑くなる夏。
電気代も高くなりますが、
身体の事を考えれば、エアコンは必須です。
30度を超える頃になると、
エアコン需要がグンと増えます。
賃貸物件の入居者から、エアコンクレームが入ってくるのも
この時期から多くなってきます。
エアコンの調子が悪い。もしかすると室外機に問題?
エアコンも電気製品。
年数が経てば、故障したり、壊れたりするのは
仕方がないことです。
もちろん、結構長い事使っているのに壊れないものもあります。
逆に、それほど古くないのに調子が悪い。ちっとも冷えない。
というクレームが来る事もあります。
調べてみると、エアコン室内機には問題なさそう。
という場合。
もしかしたら室外機に原因がある?のかもしれません。
エアコンは、室内機と室外機がセットになっています。
通常、室内機に目がいきます。
ですが、当然室外機も大事なのです。
エアコンが効かない。もしかしたら室外機設置場所に問題?
特に暑い季節になると室外機の設置場所や維持管理は
結構問題になります。
室外機がどこに設置されているのでしょうか。
ビル、マンションのような建物の場合は、
いわゆる陸屋根という屋上のような場所があります。
そこに、室外機を屋上に設置することが良くあります。
地上まで、かなりの距離があったり置く場所が無いことがあるからです。
更に一般家屋の場合は、陽当たりの良いベランダに置く。
とか、地上でもそれなりに暑い屋外に設置してあります。
その結果、外気温があがると、ちっともエアコンが効かない。
という事がしばしば起こります。
エアコンのメンテナンスが必要なのは室内機だけではない
エアコンの室外機には、熱を放出する役割があります。
だから、直射日光が当たりすぎてしまう。
室外機の周囲にスペースがない。
または、室外機の前に物を置いてある。
このようなケースでは、
室外機の温度が上がりすぎ、
放出した熱がこもりすぎてしまう。
あるいは、熱が跳ね返ってしまう。
そうすると、熱の放出がうまく行われないので
冷房効果が下がってしまいます。
エアコンの室内機についてはフィルターを掃除しましょう。
とか使用前にエアコンクリーニングを依頼しましょう。
などは、よく言われるので気をつける方は多いと思います。
でも、意外に気が付かないのが室外機。
室外機の場所や環境も結構大事なのです。
置く場所が変えられないのであれば、
過酷な室外機にも救いの手をさしのべてあげましょう。
過酷な室外機の環境を見直しましょう。
〇直射日光をさえぎる工夫をする。
ビル屋上の場合など、屋根などの日除けを設置する。
一般家庭であれば、すだれを立てかけたり
グリーンカーテンなどで影をつくる。
〇室外機の周りに出来るだけスペースを取る。
上部は開放。前面20cm、背面5cm、右面・左面にも
ある程度のスペースを取る。
最低2方向、出来れば3方向にスペースがあると良いようです。
〇前に物を置かない。
このスペースとも関係しますが、植木鉢を並べる。
なども良くありません。
この方法も直射日光をさえぎろうとして、
フェンスを建てたり、ぎりぎりにグリーンカーテンを作ってしまえば
逆効果になってしまう事もあるので、要注意です。
エアコンを効率よく利用し省エネにも貢献
このように、室外機に日除けをつけたり
風通しを良くすると、冷房効果もあがり省エネにもなるようです。
電気代の高騰が止まらない今。
自分で出来る対策として、
室外機が熱くならないような工夫をすると、
エアコン冷房を効率よく使えます。
本格的な暑さが来る前。
エアコンの状態を確認すると良いかもしれませんね。
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