在宅工事の大変さ。身をもって体験
8月25日と26日の両日。
当社の入っているビル。特に当社のある1階部分。
数年間水漏れに悩まされていましたが
ようやく、その改修工事を行ってもらいました。
水漏れと言っても上階からの雨漏りではなく、
外部からなのか、床下からなのか
大雨が降ると床一面が水浸しになる。
という現象でした。
なかなか原因がつかめず苦労していて、
大雨の度にカーペットが染みだらけ。
大変な思いをしていたのです。
その改修工事をしてもらったのです。
水漏れ、雨漏りの調査は困難な事が多い
水漏れや雨漏り。
この原因を特定するのは実はかなり難しいものなのです。
日頃、物件の管理も行っている当社。
今までも、たくさんの物件で
雨漏り、水漏れなどの問題に対処してきました。
だからこそ、その対処が大変なことは十分理解していました。
大抵の場合、屋根や外壁、出窓の継ぎ目などから水が浸入する。
という事が多いのです。
今回のように床が床が水浸しになる。
というケースは少ないと思います。
それも当初はかなりの被害を受けました。
大雨の後ではありましたが、
室内の3分の2くらいまで水浸しになってしまいました。
バケツで水を汲みだすほどでした。
何度か水漏れ被害にあう。でも収まらなかった水漏れ
それから、施工業者に何度か対処を依頼。
建物の外からの水が入ったのでは、など色々調査。
ですが、正直原因はわからなかったのです。
そして、台風によるものとまで言われたものです。
古い建物でもないのに、これだけ浸水するのは
天災ではないでしょう。
それでも、建物周辺にコンクリートを打つなど。
考えられる対処をしてもらいました。
それでも原因を突き止められないので、
被害は当初ほどではありませんが、
大雨の度に室内に水が浸入する。
という現象は収まらなかったのです。
本格的な調査が行われ床下の水抜き実施
そんな状態で数年が経ちましたが、
ようやく、壁の一部を壊しての調査が行われました。
更に床下の調査も行うことになりました。
実は点検口は、壁に近い場所なので重量のある棚が上にあるのです。
それでも、何とかその棚をどけ床下をチェック。
思った通り、点検口を開けるとものすごい臭いが立ち込めました。
長年、いつも水が溜まっていたのでしょう。
カビのようなくさい臭いでした。
その水はポンプで排水。
それから建物の防水塗装、クラック埋め。
など原因と思われる箇所への対処を実施。
床下の水抜き後、消毒作業を実施。
それらの作業が終了後、室内の内装を行う事に。
防水工事ご室内改修工事を行うことに
室内も、壁際にクロスは水で変色。
カーペットは、何度も起きた水濡れで
染みがグラデーションのようになっていました。
カビや床下からの臭気のせいか、
室内にいると咳が止まらないという事もありました。
壁のクロスと床の貼替。
事務所にはたくさんの什器は書類があふれています。
それをすべて撤去しなければできないのです。
パソコンや電話機、コピー機。
たくさんの書類の入った思い什器です。
家具の移動、パソコンの移動など簡単ではありません。
室内を半分ずつに分けて、大勢の人に思い家具を運んでもらいます。
当社も棚に入ったたくさんの書類などを段ボールに詰めます。
引っ越し作業と同じでした。
そのため、クロス貼りに一日。
カーペット貼替に一日。
合計2日が必要となったのです。
仕事を2日休業しリフォームを行いました
施工業者のほか
家具も専門業者が備えつけしてもらったり、
PCは、配線などなど、大変な作業だったのです。
2日間、暑い中で面倒な作業でした。
空室の場合であれば、内装作業など数時間で終わります。
リフォームや改修工事もこのように在宅工事は大変なのです。
いつも、入居中の物件の工事を業者に依頼している側です。
荷物の段ボール詰めから始まり。
工事中の確認、支持。
たくさんの人に手伝ってもらい完了。
工事後は、段ボールから棚に戻し
パソコン等のセッティングを完了。
そこまで、2日間仕事はお休みとなりました。
大変な思いをしましたが、無事作業はすべて終わりました。
今回、在宅工事をいつもしてもらっている業者さんの苦労。
入居中に工事される入居者の気持ち。
わかっているようで、
わかっていなかったのかな、と感じました。
そして、水漏れの原因調査は難しい、とこれについても
実感しました。
久しぶりに床も壁もきれいになった店舗です。
気持ちよく仕事ができそうです。
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