共同住宅では消防設備点検が必要。定期的に点検していますか。
賃貸住宅や分譲住宅などの集合住宅では、消防設備点検が必要になります。
当社も管理している集合住宅で消防設備点検を実施しています。
集合住宅などでは、消防法で消防用設備の設置が義務付けられています。
消防用設備には、消火器・スプリンクラー・火災報知器などがあります。
これらの設備は火災発生時に正常に作動しなければ、
人命にかかわる事になります。
そのため、これらの設備は定期的に点検する必要があるのです。
備え付けの消防機器や避難器具。6か月に一度は点検します。
点検対象となるのは、消火器やスプリンクラーなどのほか
非常ベルや各戸に備えられている避難器具なども含まれます。
この機器点検は、6か月に一度。
結構この期間は短いように感じることもあります。
更に総合点検は、1年に一度。実際に設備が作動するか、
などの確認が必要なので、実際に入居者が点検に立ち会う必要もあります。
そうは言っても、全室内に立ち入るというのは結構大変です。
なかなか、全員に協力してもらうのは難しいところでもあります。
点検自体は1戸あたりせいぜい10分程度でしょうか。
消防設備が安全である。という事は、やはり安心です。
もし、長期点検をしなかった場合、
火災が起きてしまい、他の入居者に被害を与えた。
なんてことが起きてしまうと大変です。
出来るだけ、点検立ち合いに協力されることをお勧めします。
ベランダ、廊下などの避難経路には物を置くことは禁止です。
この消防設備ですが、
マンション、アパートなどのベランダに
避難用の梯子が設置されています。
この設備も利用できるかの確認もされます。
もし、ベランダや廊下に簡単に動かせないような重いもの。
物置やタイヤ、大きな荷物。
こんな物は決しておかないようにしてください。
契約上でもベランダや廊下には物置などを置かない。
とされています。
ここは、いざと言うときの避難経路にもなります。
特に廊下は共用部です。
日頃から、物をおかないように気をつけてくださいね。
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