４月１２日は西東京市平和の日

昭和２０年４月１２日。
戦時中航空機エンジンの生産拠点であった中島飛行機武蔵製作所に
隣接していた為、西東京市はアメリカ軍の空爆により
大変な被害を受けました。
特にこの４月１２日には、中島飛行機武蔵製作所という目標を
大きく外れ田無駅前、保谷町などに
たくさんの爆弾が投下され、多くの犠牲者が出ました。

西東京市では、このような悲劇が２度と起こらない事を祈り
４月１２日を【西東京市平和の日】
として定めました。

この西東京市平和の日に対し
西東京市では様々な取り組みを行っています。

４月１０日（水）から１４日（日）まで
田無駅のアスタセンターコートにて
【西東京市戦災パネル展】
この田無駅周辺に投下された一トン爆弾模型
などが展示されます。

平和の日当時　４月１２日には
午後１時から３時まで講話やミニコンサートも
行われます。

また、今年の２月には田無駅前の
平和のリングが点灯されました。

この平和のリングは、田無駅近くにもともとあった防空壕の跡。
そこに爆弾が直撃し多くの市民の命が奪われたそうです。

その慰霊のため設置され夜間点灯されていたそうです。
それも東日本大震災を受け節電の為に
点灯が中止されそのままとなっていました。

それが、ロシアによるウクライナ侵攻などを受け
改めて世界の平和を祈る為
リングを修繕し、２月から再度、田無駅前で
点灯される事になったのです。

その平和のリングの輝きと共に
平和の大切さを
改めて考える日となる４月１２日。

皆様も西東京市平和の日を一緒に考えみましょう。