そろそろ今年度固定資産税納付通知が届く時期

不動産を所有している方には、
毎年支払い義務がある固定資産税。

毎年１月１日に現在の土地・家屋所有者に対し
固定資産の価格をもとに算出される税金が
固定資産税となります。
固定資産税は、３年ごとに金額が変動します。

税額の基準となるのが固定資産税評価額というものです。
この評価額が３年に１度見直されるのです。

その見直しを評価替えといいます。
逆に評価替えの時期でなければ、
３年間は固定資産税は基本的に変わらない訳です。

ただ、世の中の地価の推移、
建物の経過年数など、様々な要因はありますが
評価額は変わります。
この評価は公示価格や都道府県地価調査
不動産鑑定士の評価を参考に現在の使用状況に即して
決められます。

最近、首都圏で発表された公示価格も上昇傾向にあると発表されています。
それらも、固定資産税評価に影響するのではないでしょうか。

もちろん、建物に関しては築年数が経過すれば
評価額は下がります。
ただ、どれほど古くなっても評価がゼロになる。
という事はないようです。

そんな不動産の評価替えの年が今年令和６年なのです。

１月１日の所有者にかかる税金ですから、
評価額は既に出ている筈です。

ただ、実際に納付通知書が役所から届くのは
通常４月から６月頃になります。

それまで、評価替えの結果がわかりません。

ですが、４月１日から５月３１日までの期間。
納税者が所有する土地や建物の評価が適正かどうか。
ほかの土地や建物と比較して確認できるのです。

その所有する不動産のある市町村にて
【課税台帳記載事項資料】という物が閲覧できます。
もちろん、その納税者本人、委任を受けたもの、親族などに
限られます。

役所の資産税課が窓口です。
普段いかれない場所かもしれませんが、
税金が高い！
など、納得できない時に確認してみるのもよいかもしれません。