株式会社あすかハウジング
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2019年05月28日
ブログ

契約者が入居している筈。なのに実際には違う人が住んでいる!

当社で仲介させて頂いたマンション。
オーナー様から依頼されて入居者を募集しました。
その募集で一般の不動産会社さんの仲介で契約をしました。
入居申込はもちろん、申込書に入居する予定の方、勤務先、年齢、年収などをすべて記載して頂き、それを持って審査します。
他の会社を通じての申込の場合、契約はこちらで行いますが、入居申込者と契約までお会いする事はありません。

仲介する不動産会社さんを信頼して入居申込に虚偽内容がないと言う事で審査するのです。
契約時に申込を頂いた方と直接お会いし、身分証明書、収入証明書等を提出頂いて確認させて確認させて頂きます。

もちろん、申込書に虚偽の内容があった場合、解約できると契約書に記載もしてあります。

ところが、引越しが終わってしばらくするとオーナーさんから、違う人が住んでいるとクレームが出ました。

日本人で無い方の為の民泊状態になっているのでは?

その物件は、入口はオートロック、エントランス前に管理室があります。
オーナーさんは、管理人室で自ら管理をされているのです。
オートロックを空けてエレベーターにのるまで、必ず管理人室の前を通ります。
そこで、挨拶をされたりするので、比較的大きなマンションなのですが入居者の状況をほぼ把握されていました。

こちらで契約したお部屋の方は男性お一人で住むという事になっています。上場企業にお勤めで、身元のしっかりした方と認識していました。

ところが、実際に出入りするのは契約者ではない別の方。
中国人の女性だったのです。
オーナーさんが何度も確認したところ、当初はたまに来るだけだからと言います。
その後も、一向に契約者の方の姿を見る事はありません。
更に、中国人の方がしょっちゅう大きなトランクを持って出入り。
それも、複数の方なのです。
まるで、中国の方の民泊のようになっている。
と、オーナーさんは言われます。
その中国の方にオーナーは直接何度も質問されました。
すると、契約者の方は住んでいない。
来た事もない。家賃は自分が払っている。
そう言われたのです。
オーナーさんは大変怒りました。

契約内容は虚偽。契約者となかなか連絡がとれません。

そして、当社に苦情を言われました。
もちろん、オーナーのお怒りはもっともです。
申込内容が全くのでたらめである、という事です。
当然、これは解約されても当然です。
ところが、申込書に書かれていたのは以前の住所。
携帯電話は、何度も電話しても出られません。
実際に住んでいる方にお話しても
会っていない、との事。
もし、すぐ出て行ってもらうことが出来ないのであれば
絶対に更新契約はしないでくれ、とオーナーも言われました。

こんな、契約は全く無効。
そうこうしているうちに、契約者本人から電話がありました。


虚偽の内容の契約。絶対に解約が必要です。

それは、解約の連絡でした。
契約が嘘だったのではないかと、言うとあくまでも嘘ではないと言われました。
そして、解約の手続きにきてもらうよう依頼。
来社してから、改めて今までの状況を確認しました。
そうすると、契約者の方は確かに手狭になったのでこのマンションを借りたそうです。
ところが、病気になってしまい会社も辞めて違う会社に移った。
確かに、大きな病気をされたようで、身体が不自由になられているようです。
それで、こちらにこられなかったと言うのです。
入居者の方は、あなたと連絡も取っていないし、家賃も自分で払っていると言っています、と説明。
すると、見解の相違ですね。などとんでもない言い訳をされました。

病気になられたのは本当のようですが、勤務先も違う。住む方も違う。
これは、詐欺のようなものです。

とりあえず、解約する事になったので何とか納まりました。
でも、オーナーさんに対しては本当に申し訳ないことをしました。
また、この嘘の内容を仲介した業者は知っていたのかどうか。

このような悪質な仲介業者、借主には今後共早急に解約してもらうよう強く求めていく必要があります。
なかなか、疑ってかかるのは難しいのですが、できる限り契約者と直接会うこと、更に入居者の確認は契約後も必要であると改めて思う事件でした。

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